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保育の質の向上には、保護者の感覚を大事にすることも必要かも。

こんにちは~honaです!毎日投稿中です!

今日は、保育の質の向上には、保護者の感覚を大事にすることも必要かもと思ったことを残そうと思います。

来たる11月5日の保育の質について考えるイベントに向けて、改めて普光院さんの「保護者等の観点から見た保育の質の課題」という記事を読み返してみました。

その中でこのような記載がありました。

「1 保育の質を社会全体で保障する必要性」より

保育園に入れた後、保育に疑問を持ちつつも、文句を言えば保育士から嫌われて子供が辛い思いをするのではないかと恐れる保護者もいます。仕事には毎日いかねばならず、途中で保育施設を変える事は困難です。ようやく、転園が叶った後「以前の園の保育をおかしいと感じていたが、気のせい気のせいと自分をごまかしてきた」と明かした保護者もいました。
そもそも、子供を園に送って別れた後、どんな保育が行われているのか、保護者からは見えません。質の低い保育が行われていても保護者は気づきにくいと言うのも、保育の特性の1つです。

ミネルヴァ書房「発達」158号 普光院さん記事より

「3 保護者の声から見える課題」より

この保護者たちは、我が子の様子に注意深く、保育に対する観察力にも優れた人々です。おそらく保育所保育指針も、言葉がけと子供の発達の関係に関する近年の研究も読んだ事はないと思いますが、直感的に保育が我が子の発達に大きな影響を与えることを感じ取っています。
このような保護者の声は、ときには第三者評価などよりも本質的な保育の質を捉えます
(中略)
このことは、現行の第三者評価制度も含め、評価の仕組みを考えるときの大きな課題であると思います。

ミネルヴァ書房「発達」158号 普光院さん記事より

つまり、現場での「保育の質」の向上を難しくしている点として、保育の質自体が保護者には伝わりにくいこと、さらにそもそも保護者は「どこの保育園、幼稚園に入れてもそんなに変わらないだろう」と保育の質についての知識が低いことが挙げられる、ということのようです。

しかしながら、それでも上記の引用部分にもあるように、保護者の方々も保育の質が自分の子供の心身の発達に影響を与えていることに、直感的に気がついていることもあるそうです。

確かに、思えば私自身も、子供たちを保育園に通わせていた時に、具体的な例はちょっと思い出せませんが、「あれ?」と違和感を感じたことは1度や2度ではないと思います。

しかしながら、その違和感が何なのかを確認する手段も時間も、保護者にはないように感じます

そもそも保育園に子供を預けるような保護者は基本的には就労などで忙しく、送り迎えのときもバタバタしていて、他の親御さん達と顔を合わせる時間も少ないです。
ここ数年は特にコロナ対策と言うこともあって保育室に入ることができないこともあり、保育士保育者や保護者と大関わり合いを持つ事はすごく少なくなっているような気がします。

そんなバタバタと忙しい日々の中で、少し感じた違和感を思い出して、保護者同士で話し合う場を持つ事は、かなり稀なことなのではないかなと思います。

だから今私が思うのは、まずは保護者の皆さんが直感的に感じる保育への違和感を、もっと大事にしてほしいということです。

日本に住んでいると、学校教育で「みんなと一緒」を強要され、大人になっても同調圧力が強いので、自分が感じたことを気づかないふりをしてしまう場面が、子どもの頃から今までずっと、少なくないのではないかと思います。
これは私自身がまさにそうで、今は自分の感覚を大切にしようと心掛けていますが、それでも今も誰かと話していても「そうだよね」と同調して愛想笑いして、他人に合わせるクセがまだまだ抜けません。数十年やってきてしまったことなので、すぐには変わりませんね。

そうしていると、自分の気持ちを無視してしまって、自分の心地よさや快適さを削いでしまったり、大切な目標に近づくのに支障をきたしたりするのではないかと思っています。

さらにはそれが保育園・幼稚園に関わることとなれば、親が自身の感覚、「おや?」という違和感を放っておくことが、もしかしたら子どもの発達にも影響してしまうかもしれないのです。

また、そうした保護者の方々の直感的な意見を、すぐに組みとれる仕組みづくりを、社会全体で作っていく必要性も感じています

例えば思いつくのは、「保育園でこんな対応があったけど、おかしいのかな?」とちょっと思ったその瞬間に、LINEのお友達になってトークからさくっと意見を送れる、とか。
LINEじゃなくてもいいのですが、違和感を感じたときに直ぐに送れるというのが最重要と考えるので、今どきの保護者がいちばん使っていて抵抗が少ない既存アプリが、今のところ適しているのではないかなと思います。

また、普光院さんがご指摘されているように、第三者評価についても再考すべきと私も考えます。
以前拝見した、東京都の保育士さん達が改善を求めて活動されているという以下のチラシにも、「訪問者が少なすぎる」という指摘がありました。

いずれにせよ、北欧諸国の事例を見れば分かるように、保育園・幼稚園など教育へ投資することは、『数十年後の日本を、世界を作り上げる』ことに投資することとイコールであることを、もっともっと日本社会全体が意識を強く持ってほしいと思います。


また、熱くなってしまった・・・しかし纏まりがなくて、すみません。
子ども達のことを思うと、ぐるぐる考えすぎてしまう。つまりこの分野、きっと向いているんだな。(前向き)

そうだ、11/5のイベントは、まだまだ参加者募集中です。
この記事の下部に、詳細へのリンクを載せておきますので、宜しければご覧ください~!


では今日はこのへんで^^

お読みいただきありがとうございました!


hona

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************* お 知 ら せ *****************

来る11月5日(土)、表参道にて保育の質を考えるイベントが開催されます!
honaはお手伝いとして参加いたします。
少しでもご興味ある方、ぜひご参加お待ちしております!!✨
表参道で、会いましょう。

紹介している記事はこちら^^

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