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らくがき生物学

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生き物のしくみについて、すごい!美しい!と思うことをらくがきしていきます。
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#生物学

今年書きたいあれこれ

あけましておめでとうございます。 去年は「蛍光」について思いつくままに書いてたけど、書き…

進化論を知って、なんかメリットある?

僕は進化論が好きなんだけど・・・ 進化論について考えるのが楽しいんだけど・・・ 進化論に…

[超初心者向け!]蛍光色素の励起光と蛍光はなぜ色がちがうのか?

あなたは、生物学の研究をしている。 蛍光色素を買いたいな、と思って、ネットで検索する。 …

[超初心者向け!]光は波長が短いほどエネルギーが高い、の覚え方

光は涙 いや、光は波だ というか、  光は  「波である」と考えることもできるし  「粒で…

ロット差をチェックする(主に)ふたつの方法

前回、ロット差について書いたけど、 この記事では、 「ふたつのロットの試薬と使って、同じ…

ジキルとハイドと試薬のロット差

「ジキル博士とハイド氏」という小説がある。 有名な小説なので、あらすじをご存知の方も多い…

細胞の鼻

細胞には鼻がある、って話を書きたいんだけど。 書き始めるとまた考え込んでしまって、なかなか書けない。 鼻があって、においが濃い方を判断して、そっちへ動いていく細胞がある。 例えば僕たちの白血球が、 「あ、こっちが濃いかな?」 と判断して動き始めるところは、顕微鏡で1分以内ぐらいで観察できるとても速い反応だ。 見てると、 「あ、今この細胞、考えて、判断したんだな」 と感じられて、とても心ひかれる。 これはバクテリアのやり方とまったく違う。 バクテリアは、濃さの「時間的

有効数字は体で覚える

有効数字… 有効数字について習ったのは、いつだっただろう… たしか中学の数学の授業だっただ…

細胞密度の計算のしかたをゆっくり考える

細胞を血球計算盤で数えた結果に「10の4乗」を掛けると、細胞密度 [cells/ml] に換算できます…

「1000」を「10の3乗」とか書くのってなんの意味あるわけ?と思ってるあなたへ

グーゴルっていう数がある。 グーゴルは、グーグルの社名の由来らしい。 グーゴルは、なんと1…

細胞の中で「燃焼」が起きてないのはとても不思議ですごいと思う

前回、筋肉の中で力を出すタンパク質、ミオシンについて、「燃焼を伴わずに力を出す」のがすご…

力を出すタンパク質、ミオシンの何がそんなにすごいのか?

筋肉の中で力を出しているのは、ミオシンというタンパク質だ。  僕たちの体は細胞でできてい…

数学は生物学の召使いじゃない

生物学の研究をしてる人には、数学を生物学の召使いかなにかのように思っている人が多い。 自…

細胞の中に分子レベルの「らせん」があふれている理由をひとことで説明された時の目からウロコ感について書きたい

前回はアクチンフィラメントをまっすぐな棒みたいに描いちゃったけど、 実はアクチンフィラメントは、アクチン分子がぐるぐるとらせん状に連なった、ねじれたロープみたいな構造をしている。 アクチンフィラメントの他に、細胞の中にある構造としては、たとえばチューブリンというタンパク質がつながってできる「微小管」という構造も、美しいらせん状になってる。 あと、ご存じの通りDNAも「二重らせん」といって、やっぱりらせん状の細長い分子だ。 この他にも、細胞の中には分子レベルの「らせん」