一万人に見られてる。
お初にお目にかかります方は初めまして。
私、生まれは熊本、名をフジカワと発します。
どうも浅草気取りです。間違えた物書き気取りです。
何故このような、エセ江戸っ子な話し方かと言いますと、最近家に帰れば、テレビに寅さんばっかり流れているのです。
僕のオトンは大の寅さんファン。ところが、中流階級の末端を生きる我が家では、テレビは一台のみ。そのため、連日に渡り柴又の映像が映っているのだとか。
いつ見てもテレビは「男はつらいよ」。しかし、そろそろチャンネル権を解放せよ。
とは言うものの、寅さんに関しては僕も好きです。
下町人情の色豊かに、ドッタバタのハートフルコメディ。山田洋次監督の怪作には舌を巻くこって。
下町というものを知らない僕ら世代でも、思わず失笑してしまったり、心が温まるのを覚えます。
それはきっと、「下町人情」なんて言葉に切り分けられているようで、実は僕らの心の中に、脈々と根を張り続けているものがあるからなのでしょう。この心根は大事にしていきたいと思うこの頃です。
さて、早速どうでもいい話失礼しました。ここからが本編です。
タイトルにもあるとおり、今回は僕のnoteのPV数が気付いたら一万人を超えていました!
noteを書き始めてあと数日で二カ月といったところ。
果たしてこの数値は早い方なのか、皆目見当尽きませんが、一つ分かること。それは、「一万人の目に触れた」ということです。
何を当たり前のことを抜かすかですって? 全くもってその通りですが、冷静に考えてみるにつけても、身震いするような数字です。
というわけで、今回は特にPV数の多かった記事について、ご紹介させていただきたいと思います。
「まだ読んだことないなこれ」、というものがありましたら、是非ご一読くだされば幸いです。
①恥めまして
こちらは、僕が初めて投稿した記事になります。内容は自己紹介ですが、どのような想いでnoteを書いていくか、世に発信した最初の投稿になります。
感慨深いなあ、公開するとき手が震えていたよ。
タイトルに込めた想いは、見た目の通り、「初めまして」と「恥」。
人生でかけることのできる「恥」を、今のうちにうんとかいて、たくさん笑われ、最後に笑おうという意味を込めています。
実はまだ読んだことない方、是非ご一読くださいませ。
②(小説)ショートカットキー覚えたら人生変わった話
こちらは、noteで僕が初めて投稿した小説になります。
あらすじ
何をやるにしても行動が遅い「私」は、いつも「先輩」に悪態をつかれてばかり。そんなある日、「私」は「先輩」に、ショートカットキーを教えてもらう。すると、その日から仕事の効率がアップ! みるみるうちに会社での評価も向上して、「私」の人生はうなぎ上り! 順風満帆だと思っていた「私」は、意気揚々な日々を送るように。ところが、それがきっかけで、とある事件に巻き込まれてしまう……。
この作品を読んだ方から、「面白かった」、「キュンキュンしました」と嬉しい言葉をいただけたこと、今でも胸の中で輝いております。
そんな声もっともっと聞きたい。だからこそ、これからも誰かの心に寄り添えるような、小説を書いていきたいと思いました。僕にとって、大切な一作です。
フジカワ先生の次回作にご期待ください。
③欲が出ますなあ。読書欲が。
こちらは行きつけの古本屋に行った時のことを、徒然なるままに書いてみたものです。
正直、自分でも驚いたくらい、たくさんの方に「スキ」をいただけました。「何で!?」と思いました。これに関してはまじで不思議です。
でも、思うにこの記事は、「自然体」で楽しんで書くことができた記事だったなあと思いました。本当に日記の感覚に近いのです。
飾らず、力まず、ただ好きな本について好きなように書く。そのどこか気の抜けたようで、熱のこもった語りが、読んだ方の心の琴線に触れたのかもしれません。……知らんけど。
古本屋さんについては、これからも挙げていきたいと思います。熊本には、まだまだあるんだ……。古本屋も古着屋だって!
④泥と汗を被る
「何で!?」タイム、パート2です。
嘘かもしれませんが、本当にこの記事が四番目にPV数が多かったのです。
こちらも日記のようなもので、友人の畑仕事を手伝ったことと、その際に起こった、ちょっぴり阿呆なハプニングについて書いています。
さてはみんな、タイトルにつられた……?
なんか……すまん。書いていることは、本当にただの阿呆なんだ。タイトル負けなんだ。大敗喫してんだ。
とはいえ、書いていて楽しかった記事でもあります。もしよければ読んでみてください。
危なっかしながらも、楽し気な雰囲気を味わっていただけると幸いです。
⑤「村上春樹にすら編集者はいますよ」~AFTER DGITAL TALKを視聴して~①
こちらは、イベントレポなるものに挑戦した記事です。
ライターとして活躍しつつ、株式会社WORDSの代表も務めていらっしゃる竹村俊助さんと、株式会社ビービットの藤井保文さんの対談式セミナーでした。
大変貴重なお話をたくさん聞けて、執筆する手が喜んでいたことを思い出します。
ライティング、編集について興味がある方は是非ご一読ください。
あと、こちらの記事は二部構成で書いているので、よかったら続けて読んでみてくださいね!
さて、一万人突破記念ということで、特にPV数の多かった記事について、今回は紹介させていただきました。
僕はもうかれこれ50本近くの記事を書いています。それで一万人の方に読んでもらえたわけですが、正直薄利多売のようなものです。
中には全く読んでもらえていない記事や、渾身の気持ちを込めた割に、全く良い評価を得られなかった記事もあります。
その度に、ただ書いているだけじゃダメだ、とタイトルや見出し画像にこだわったり、なるべく面白い文章を書こうと頭を捻ったり。
短い期間ながらもトライ&エラーを繰り返してきました。
その結果、少しずつではありますが、ちっとはマシな文章が書けるようになってきてるのでは、と感じています。
しかし、何よりも大事なこと。
それは僕自身が、「書くこと自体を楽しむこと」だと思うわけです。何だかいつも言っているような気がしますが。
文章にしても、絵にしても、音楽にしても、踊りにしても。
見ている人のことを考えるのは当然大事ですが、まず自分は楽しめているか? 重点を置くべきはきっとそこにあると思います。
自分も楽しめていないのに、誰の心を震わせられましょうか。
僕の根本原理はこれからも変わらず、この想いであり続けると思います。例え、いずれか功を奏して、何百万人の目に止まる文章を書いたとしても。
と同時にそう願っているのです。楽しみ続けたいと。
だからこそ、こんな自分勝手で、自己満な文章に、いつも付き合ってくださる皆さんへ、感謝の気持ちを伝え続けたい。だからこそ、僕は謙虚にあり続けたい。
そう、だからこそ、毎回僕は最後にこう語るのです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。