評価が難しい
とある方のフェイスブックを見て買ったのが本書
佐藤優さんは、かなり創価学会よりというイメージがあり、日蓮宗の僧侶にとってはどう捉えるか?かなり難しい。
細かく読むと、ミスリードはある。為政者に向けて書いたということは、弟子に書いたのとは同じなはずがないということ。法然浄土教が『立正安国論』述作当時すでに体制側の論理をふまえ体質が変化していたこと。『安国論』に広本がありより過激になっていることなどをどうやら知らないので起こっていることだと思います。
思想即行為の考えは正しいとは思います。私も日蓮聖人は行動する思想家だと思っているので…
ただ、佐藤優さんがルターを通して日蓮聖人を見て、誠実に考えていることはわかる。そこに創価学会を好意的にみる理由も…
良し悪しは別として、佐藤優さんの日蓮聖人理解、創価学会理解がよくわかる一冊です。
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