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発見

昨日は、オンライン読書会に参加、さまざまな本と人と出会う機会。事務局さんの許可をいただいたのでイベント報告を共有します。

昨今はコロナ禍でオンラインが増えていて、ある意味移動しないで参加できるので、参加が容易になった。ただ、安全性の担保って難しいといつも思う。そんな中でこの読書会の質は高くて、ファシリテーターさんも上品な方なので個人的には目標になる読書会だと思う。

さて、自分が紹介したのは

テーマの「優しい気持ち」にどう関わるかというと、かかれた方が石坂産業というゴミ処理を中心とする仕事されていて、リサイクル率95%を達成し、いまは里山保全にも頑張っている会社、まさに社会にも地域にも、世界にも優しい会社だからですが・・。

実は、エライマイナス条件からプラスに変えてきた逆転を成し遂げた話でもあります。

コロナ禍で、社会も寺院も苦しい時代になっていくだろう。でもしたたかに、理想をかかげ、挑戦し続ける勇気を与えてもくれる本です。

質問を受けて

フェイスブック報告を読んでいただければ解りますが、参加者さんから各自本への質問を受けて、答えますが・・。

私が受けた質問は、以下の3つ

1、地球環境を考えてもゴミ処理は大切な問題、社会全体がよい方向に進むには?

2,本書のキーワードに上げた「謙虚さ」は、自己卑下とプライドの間でバランスが取れない現代を生きる我々が、どうすれば得られるか?

3,副題の「どんなマイナスもプラスにできる」から、どうしたらプラスできるか?岩田さんは寺院でどう実践しているか?

なかなか骨がある質問ですよね。(笑)

たじたじです。

個人的答え

本と本を読んだ私への質問で、本の見解もしくは私の見解を述べることになります。これが非常によい勉強になります。

取り敢えず私の答えは・・できてないこともありますが。

1,本はものを大切にする文化の育成を言っている。修理する。経年変化は美しいと考えようと述べています。僕はこれを踏まえて教育かなと言いました。大量生産の安価を私も選びがちですが、少し高くても長く着れるものを買うという習慣や思考をもつ

2,本は「絶対に正しいはない」と考える、「対話」の重要性を言っている。

個人的には、仏教の僧侶なんで、「滅」すなわち欲望をなくすでなく、欲望をコントロールする。都合でみない。一歩引くが大事と述べました。

3,これは、実は難しい。寺院としては、亡くなってから関わる檀家さんがいるのは、マイナスで生前から関わる、関われる信用を得るが課題、方法は亡くなる前からともに学ぶ機会を持つ。自坊ならお会式記念講演会やデスカフェやエンディングノート記入会がそれにあたる。

個人的には、信仰心が強くない、あまり信仰を説かない、説けないがマイナス。逆に無宗教や信仰がない方の視点で、寺が社会に関われる視点で考えられるがプラス。

なんて答えた。実は、三問とも難題だが、第1問が実は一番の難題で、なかなか実行しずらい。◯ニクロみたいに安くて高機能なものが増えて、捨てる文化の中にいる自分、答えながら反省していたのは言うまでもない。



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