生ききる
元プロ野球選手の
大島康徳さんが
癌で亡くなった。
中日と日本ハムで
2千本安打を達成し、
本塁打王にも輝き、
監督としても活躍した。
2017年に大腸癌の
ステージ4がわかり
余命1年と宣告された。
それからも解説者として
最後の最後まで務めあげた。
エンゼルスの大谷翔平も
大島の名解説で楽まれた。
大島は生前「この道」という
ブログで思いを綴っていた。
最後の言葉は胸に響き、
決して忘れることができない。
ここでは後半部分を紹介したい。
もちろん「この道」で
すべてを読んで欲しい。
「やりたいことは
片っ端からやってきた。
楽しかったなぁ…
これ以上何を望む?
もう何もないよ。
幸せな人生だった。
命には
必ず終わりがある。
じぶんにもいつか
その時は訪れる。
その時が
俺の寿命。
それが
俺に与えられた運命。
病気に負けたんじゃない。
俺の寿命を
生ききったということだ。
その時が来るまで
俺はいつも通りに
普通に生きて
自分の人生を、命を
しっかり生ききるよ
大島康徳」