最も好きなオペラ、プッチーニの「トスカ」_2021年2月4日
2021年2月4日に、最も好きなオペラ、プッチーニの「トスカ」を見ました。とにかく最高‼︎
今をときめくスター歌手、フランチェスコ・メーリのテノールを間近で見て、声の衝撃や、柔かく変化する瞬間を肌で感じられたことは私の財産です。
そして、残忍で卑劣で好色家のスカルピア男爵が、ネチネチとトスカを追い詰め、まさに手籠めにしようとした瞬間。
「これがトスカのキスよ!」
と怒鳴りながら、トスカが男爵を刺し殺すシーンは、いつもながらスッキリしました。
結局はくだらない欲望を満たすだけのために、権力を笠に相手の人格を破壊して喜ぶ人間など、全員この世から消えればいい。
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2020年はオペラを2本しか観ることができず、前回の『夏の夜の夢』/ベンジャミン・ブリテンから約3カ月半ぶり。
「トスカ」は何より音楽が圧倒的に美しく、食い入るように観た。
人生の節目を感じるほどのご褒美だった。
フランチェスコ・メーリの素晴らしさや、他2名の主役、指揮についてはたくさんの著名な方が書いていらっしゃるので、ご興味ある方は是非そちらをご覧になることをお勧めします。
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