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喉技最高!!! 大好き!!! オッフェンバックのオペラ「ホフマン物語」_2018年2月28日
最高!最高‼︎ 最高‼︎!
2018年2月28に、オッフェンバックのオペラ「ホフマン物語」を観てきました。
あまりの美しさと心地よさに、いつのまにか身体が揺れそうになり、最初から最後まで、涙と震えが止まりませんでした。
音楽と言葉が美しく流れ、コミカルな面もあり、ストーリーも衣装も華やかでいて、どこか奇々怪々(例えば、ローズピンク×蛍光グリーンの生地に、大きな目玉をあしらったドレスを着たオジサマとか)。
舞台の隅々まで色彩にあふれている。こういう、舞台装置がふんだんに使われているオペラが大好きです。
照明が当たっていないところにまで、選び抜かれた小道具がきちんと配置されているところを見るとゾクゾクする。
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こういう、派手で豪華なオペラが観たいのですよー!
あくまでも個人的な好みなのでご了承いただきたいのですが、薄暗くてスカスカした舞台、衣装の地味なオペラは、1幕だけでも逃げ出したくてたまらなくなるのに、こういう派手なオペラは4時間弱でもあっという間に過ぎる。
主役(ホフマン)である、ディミトリー・コルチャックさんというロシア人のテノールも伸びやかで、ソプラノもみなさん素晴らしかった。
中でも、広い音域を様々な歌い方で、"喉技"を聴かせてくれる安井陽子さん「オリンピアのアリア」は、楽しくて楽しくて、聴きながら全身が反応して仕方なかった。
アリアはもちろん、
レチタティーヴォだけで、美しくて涙がでました。
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レチタティーヴォとは、普通の会話をメロディーにのせたもの。
例えば「お茶はいかが?」「ありがとう」「ミルクは?」「いりません」 といった会話を歌う。こういったなんでもない会話部分でさえ、涙があふれるほど圧倒的に美しかった。
演奏に関しては、全体的にバイオリンの表現に魅了されっぱなしで、
とくに2幕で、医者が娘の脈拍を測る画面で奏でられたバイオリンの短い音の連なりに、鳥肌が立ちました。
全ての音楽が私に心地よかった。
作曲家はもちろん、私はセバスティアン・ルランさんの指揮が好きなのかもしれません。
ずっと聴いていたい。
ずっと観ていたい。
オペラが、合唱が、オーケストラが、大好きです!
仕事の状況によっては、もう一回見に行きたいな。
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神さま、アリアとう!
※舞台上の写真は新国立劇場ウェブサイトよりお借りしました
【ききみみ日記】というマガジンを作り、ここ数年のオペラ・クラシック演奏会の感想を毎日UPしています。
直近の演奏会はもちろん、ここ数年のSNSへの投稿を遡りながら、微調整しています。 是非お越しいただけますとうれしいです。
(2022年10月10日開始)
https://note.com/hommaayako/m/m7aa722ae8434