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みなさん薄々感じていらっしゃるとは思いますが、いろんな場面で患者が賢くならないといけない時代です。本人にしかわからない痛みの話を、親身に聞いて対応してくださる先生に出会った方が居たら、そんなあなたはラッキーです。
だいたいの方は、病院に行ったり、整骨院にかかったり、いろいろしているけど治らない。痛いのを治したければ人工関節しかないですねと手術を勧められます。
そして手術じゃなければ治すためには運動です、膝周りの筋力が足りないからです、と言われます。運動不足で筋力低下すると痛くなるので、体重を減らすこととしっかり運動して筋肉をつけてください、運動はまず歩くくらいで十分ですから、と言われます。お決まりです。そして「ではがんばってください^_^」となります。

『手術なんて、そんなに悪い訳じゃない、とりあえず歩けているし、ほっとくしかないか・・・』
『膝が痛くて歩くのがツライから病院に来たのに歩けと言われても・・・』
とがっかりして帰ってきたという話をよく聞きます。膝痛の話をすると周りに居る方みなさんが『そうそう!』『減量するために歩くとかムリ!』『そりゃ言われるように運動したいよ!けど膝が痛いから出来ない!』『ほんまやわ!』。最終的に周りのみんな全員で『諦めてるよね』と慰め合うのもよくあるパターンです。

痛いのが長引くと、注射や手術などいろいろ勧められます。よくあるのがヒアルロン酸注射です。なかなか痛いです。しかも注射の効果が感じられる方は少ない。
痛むからと受診したら膝に水が溜まっていると言われて、注射で抜いきました。超痛かったです!という方も多いです。ヒアルロン酸注射も水分です。溜まるのも水分。おかしいなと思いませんか?

残念なことに、膝痛は誰も治してはくれません。
治してくれない・治らないのには理由があります。

そもそも『痛み』は伝わらなくてわからないものの一つ。
伝わらないモノだという意識をまず持ちましょう・・・


次回をお楽しみに!

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