膝の痛みの見分け方・・・観察が大事!
膝の痛みと変形は別問題 自分で治してみませんか?
座りすぎで足腰が弱った人が激増したせいで、膝痛の相談がどんどん増えてます。そして、巷にも「膝痛にはコレ!」「膝痛に効く!」「膝が痛くない歩き方はこれ!」とかとか、動画もいっぱい出てます。一応確認のために見つけた動画は見てますが、膝が痛い高齢者の膝をわかってます!これで治ります!と信じて作られてる動画が、ありません・・・
毎年たくさんの高齢者や中高年にお会いする中で、たくさん観察し、たくさんの方に膝ケアを指導してきました。その情報を使って、みんなの膝痛を治そう!めざせ膝痛ゼロ!というのが、膝に関しての私の目標です^_^
膝痛と変形は別問題、という解説YouTubeはこちら!
まず、膝痛の鑑別をしましょう
どうやったら治る人なのか、だいたいわかります。
夜寝てる時も絶え間なく痛い、という方は至急整形外科を受診しましょう。
足にチカラが入らない、ガクっとなる、という方も至急整形外科を受診しましょう。
それ以外の方、続きをどうぞ!
痛いなー、気になるなーくらいの膝痛
この人たちは軽症で、7割です。膝の使い方変更で治る人がほとんど。靴や歩く姿勢が悪くて、筋力が衰えた今、筋力でカバーしきれず痛んでいます。そのまま痛いまま過ごしてると変形していくので、今治すのが大事。そして、やればすぐ治る!がんばろう!!!効果がとってもわかりやすいパターンです。
歩いてるとマシになりますが最初痛いんです。コンドロイチンを飲んで治った気がしますが、また痛くなってきました、という膝痛
これは座り姿勢が悪くて立ったら治る系、腰周りの血流が座り姿勢で悪くなって、初期はビタミンAなど血流改善系のみ薬で痛みが軽減されます。でも座り姿勢が悪いのはお尻のチカラがどんどん弱ってるからなので、筋トレをしないといずれ薬でマシになる血流くらいでは改善されなくなって、痛くなってきます。この人は薬で治ると思いがち。のみ薬でマシになる人は案外少ないし、原因があるので治ってはないのです。この方たちの膝はほとんど無実です。腰を治しましょう。
痛くて歩く時苦労するんです、長い距離は歩けませんという膝痛
このパターンは日常的に姿勢が悪く、筋力も相当落ちています。歩くときに足のチカラが出ないので反り腰や猫背が常態化して、腰がカッチカチになってることも多いです。そして、お尻の肉が削げてお尻の面影が無いことが多いです。膝はほとんど無実です。でもそのまま痛いままにしてると変形しますから、今治すのが大事。
上記以外の膝痛のうち、ほんとに膝が変形してる方の膝痛
整形外科で画像診断がされている方で、変形性膝関節症と確定されてる方ですが、最近の整形外科医の診断は信用できないので、画像をお持ちなら見せていただきたいです。ヒアルロン酸注射を勧められたり手術を勧められたりするパターンです。
すでに骨まで削れて変形してしまっている場合は治すことは不可能ですが、軟骨レベルなら、うまく膝の面倒を見て治していきましょう。変形と膝痛は別問題なので、しっかり説明したいので連絡ください。O脚を治したい場合は手術。見た目はガマンするからある程度歩けるようになりたい!という場合は、膝ケアに挑戦してみましょう。損はありません。効果が無いのを確認してから手術を検討でいいと思います。
最後が手術をした後、痛いのが取れない膝痛
お気の毒です。この方が結構いらっしゃいます。人工関節や骨切りで形が整えば痛くなくなるはずなのに、ずっと痛いのは、ホントに申し訳ないです。
変形してる方と術後の方は、膝関節に炎症があるかどうかがまず重要で、膝をもって熱っぽい場合は、触らずに病院に行って炎症の原因を探すことと抗炎症薬など治療をしましょう。炎症がなくなったら、膝ケアです。
そんなこんなですが、あなたの痛みはどれでしたか?
だいたいのことはお聞きするとわかるので、自分ではわからないなと言う方はコメントください^_^
膝痛解消の膝ケアはスリーステップ、動画順次公開!
まず「その①」を公開しましたので、どんどんやって膝を動かしやすくして、痛いのをどこかに飛んで行ってもらってください^_^
その②、その③を続いて収録・公開していきますので、よかったらチャンネル登録してください。公開のお知らせが届きます^_^
膝の他にもいろいろ「からだを動かしやすくするちょっとしたコツ動画」を作っていますので、見てみてやってみてください。
行動範囲の維持と、脳への血流量の維持が大事
100歳まで、ホントに生かされてしまう時代です。自分の人生スケジュールを考え直さなきゃ!です。
せっかく生きてくのですから、楽しめる自分でいたいですよね?
たとえば85歳くらいまでは元気にしとかないとなーって感じかなと。
まずは元気で動き回れるように。
その次は活発でイキイキした気持ちで暮らせること。
この二つには
・何歳まで自分の行動範囲を保てるか
・脳に行く血流量を確保できるか
だと考えています。
毎年3,000人くらいの人に会って聞き取り&観察&治療をしてきた理学療法士でトレーナーのオーナーが、今後そんな記事を増やしていきますので、フォローもよろしくお願いします!
私こんなことで困ってて、ということもご相談ください。なにかいい案を見つけられたらラッキーですから、言わないよりオトクです^_^
そして、あなたに起きていることは、だいたいの世の中の高齢者に起きていることなので、自分だけが困ってるという悲壮感を感じる必要はありません。(むしろ悲壮感で悪くなっていることも多いです)
モノは試し!
膝ケアもそうです。いろんな事例を見て、治るのも見ていますので、モノは試し。ぜひやってみてください。
ではまた!
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