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モヤモヤがあなたの世界をちょっとだけ良くするかもしれない理由。

モヤモヤの中には、生活をより良くするためのヒントがある。


たとえば、ゴミ箱だ。

最近僕はゴミ箱へとゴミを捨てにいくのが面倒くさい事に気付いて、ゴミ箱の位置を変更した。よく居る場所の近くに置いたのだ。

「ゴミを捨てるのが面倒くさい」って人間として終わってるな感は無視をしていただいて、注目すべきはその結果だ。

快適である。すぐにゴミを捨てられるって最高。たったちょっとの工夫で一日のほんの数分だけれど、時間と気持ちの余裕ができた。


たとえば、スリッパだ。

当塾は家でやっていることもあって、来客用のスリッパは近くの部屋にまとめて置いてあった。

これでもいいのだけれど、急な来客の時にバタバタしてしまうことがあって、モヤモヤしていた。

そして閃いた。そうだ、玄関の靴箱にスリッパをしまうスペースを用意すればいいんだ。「いやいや、最初からそうしろよ」と思う方もいるかもしれないが、靴箱は靴でいっぱいだったのだ。仕方がない。

それを機に幾つかの靴を処分してリフレッシュ。おかげで、急な来客にもスムーズに対応できるようになった。だからいっぱい来てください。


たとえば、掃除だ。

僕はあんまり掃除が得意じゃない。あんまりじゃない。恐ろしく得意じゃない。

でも、やらなければならない。ああ、また出てきた。モヤモヤだ。君はどうしたら消えたり弱くなったりしてくれるのだろう。

そうか、好きなものと組み合わせればいいんだ。僕は思い切ってダイソンの掃除機を買った。嫌な掃除のタイミングでも、そのオシャレさに気持ちが昂って、ほんのちょっとだけテンションが上がる。

それに、掃除をするときは好きな音楽をかける事に決めた。アップルミュージックと契約したから、サザンやキングヌー聴き放題である。たまに掃除をほっぽり出して、小踊りを始めてしまうけれど。


こんな風に、モヤモヤは生活をよりよくするためのヒントをくれる。そう思えば、ちょっとはモヤモヤのことも好きになれるのである。いや、本当ちょっとだけね。


もうちょっとだけ続けてみよう。もう飽きた方には先に謝っておく。モヤモヤさせてごめんなさい。


たとえば、明日の予定だ。

明日を想像するだけで、なんだかモヤモヤする。誰にでもそんな経験はあるに違いない。でも、そのままでは勿体無い。

なぜモヤモヤするのかを突き止めて、ちょっとでも明日の朝を気持ちよく起きられるようにしようではないか。

ここでモヤモヤを味方にするコツを使おう。それは、格好よく言えば「言語化」である。

まず、そのモヤモヤについて、思いつくことを思いつく限りに紙に書き出してみよう。

モヤモヤはその正体が掴めないと、ずっとモヤモヤしたままだ。最初は白く霞むぐらいだったモヤモヤも、放っておくと、いつの間にかどす黒い嫌な感じのモヤモヤになっていたりするから注意が必要だ。

人間は本能的によくわからないものを怖がる。だから、よくわかる状態まで引っ張り出してこよう。相手は隠れようとするけれど、自分の中にちゃんとあるものだから大丈夫。よく探せば、ちゃんと見つかる。

いくらか紙に書き出せたら、その時点でちょっとはモヤモヤがおさまっているはずだ。少なくとも、対策を考えられるぐらいには。

嫌な予定なら思い切ってリスケするのもいいし、何かしらの準備が足りていないなら、死ぬ気で準備すればいい。そのモヤモヤを解決するのが難しそうなら、誰かに頼るのもいい。世の中は割と自由だ。

明日の予定をどうするか決める権利は、いつもあなた自身にあることを忘れずに。


たとえば、理想とズレのある仕事だ。

もしも君がサラリーマンなら、会社の方針とあなたの方針が食い違うことも多々あるだろう。それは良い悪いじゃなく仕方がないことだ。人がみんな違うように、何もかも一緒なんて有り得ないのだから。

そんな時の個人的なオススメの行動を綴っておくとすれば、まずぐっと耐えながら、自身の未来に思いを馳せてみることだ。

自分は理想を追いたいのか?追いたいなら、いつか独立するという手がある。もしそうなら、今のうちからその為のパワーを貯めておこう。今の会社が、一生自分の人生の責任を取ってくれるわけではないのだから。

推奨するパワーの貯め方は、ネットだ。このいわば「もう一つの世界」で、新しい自分の人生を生き抜くためのパワーを貯めておくのだ。今は、それが簡単にできる時代でもある。僕が思う詳しいやり方は、稿を改めて書いていきたいと思う。


最後に、もう一度復唱しておこう。


モヤモヤは、生活をよりよくするためのヒントをくれる。


さぁ、今日もいっぱいモヤモヤしよう。


世界から、沢山ヒントを貰おう。


そのおかげで、あなたの世界はどんどん良くなっていく。かもしれない。

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