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    見たもの聴いたものいったものなど紹介したいものの感想文です。 おもに音楽と美術。

  • 息継と潜水vol.2

    2016年10月2日(日) 東京 吉祥寺Planet K ほまちょpresents『息継と潜水』vol.2 ADV ¥2500 / DOOR /¥3000+drink 【出演】 urema(from神戸) Seebirds(from大阪) fulusu 羊の群れは笑わない。 The coridras OA 島田竜輔(弾き語り) 【展示】 竹内穂希(ほまちょ) 竹村理子 【フード】 310

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延命を続けることが生きること

1年先の予定が私にはない 半年先もないな 3ヶ月先くらいまでしかない それまでは死ぬのは困るな、程度の。 10代の頃手帳に漫画の発売日とライブの予定を書き込んだ 予定というよりこの日までは生きていようという指標みたいなものだった それは今も変わらない この予定までは、と日々延命を続けている よく死にたい人には宝くじを渡すと良いなんていう 当選発表の日まで生きるだろうということだ 私にとって予定はそんな感じの立ち位置だ 欲しいものもそりゃ望めばある気もするけど十分だと言え

    • 現代美術は私を救わなかった

      大学に進学したのはもう10年前になる。 1年浪人して、第三志望くらいのメディア芸術コースに進学した。特に考えもなく藝大に行きたかった。しかしデッサン力は頭打ちだった。勉強もたいして出来ないしあの精神状態で成績が伸びるわけもなく絶望しかなかった。 絵が描けてデザインというものを学べば食いっぱぐれないだろうと安易に考えて平面系の進学先ばかり選んでいた中で、メディア芸術祭で見たクワクボリョウタの作品に惹かれてこの人がいるところならと興味を持って受験した科だった。 授業は多岐に渡り、

      • 憧れ

        羨ましくて仕方ないもの 負担にならないというか、いい影響を与えてくれる両親がいるということ 先輩とか恩師とかという己を導いてくれた(る)ことに感謝できる存在 鈍感さそして気付く力 のバランスが自己都合良い状態 良いと思ってそれをやれること がんばりたいなと思うけど 一体なにを? とも思う 一体なにを? どうやって? てめえの頭で考えろ って? え? なにを?って考えてるよ 考えてるからこういう風になるんだよ 考えてなかったらなにを?ってならないよ わからないかな

        • 女に生まれた時点で勝ち目がない貧乏くじ

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        記事

          タイトル

          夜だし 眠れないし 久々に自分の考えてることでもインターネットに垂れ流すかと思って書き出したんだけど なにが言いたいとかわからなくて 疲れたなってずっと思ってるなと 世界のこととか 他人のこととか 自分のこととか 読んだり考えたりしてると 気力みたいなものが どんどん萎んでいって 心臓がキューっと痛いまま はらはらと目から涙が落ちてたりする 早く眠くなりたいのにな やりたい事とやりたい事の間の時間 いつもどうしていいかわからない 退屈が横たわっている 環境や状況や立場が変われ

          タイトル

          読書に身が入らなくなった話

          すっかり読書が出来なくなった 気合を入れないと出来ない 入れても気が散ってしまう 図書館で借りていつまでに返却しなければならない、という縛りがあっても読みきれない スマホの画面にコンテンツが溢れすぎてる 困った しかもスマホを見てるとこんな本あるんだーとなって読みたくなるのにその本は読まずにスマホを見てまた読みたい本を見つける 読みたい本リスト行きになる 一体どうなってるんだ 私は本を読みたいんじゃなくて、この本読みたいなーと思いたいだけなのか? だとすれば自身の目

          ¥100

          読書に身が入らなくなった話

          放送大学に編入学した話

          2021年4月より放送大学の「心理と教育コース」に3年次編入しました。 今回は私が行った入学までの手続きをまとめているので、もし検討されている方がいれば参考にしてみてください。 経緯心理学の勉強を友人に誘われ、スクーリングのいらない通信制大学をいつくか検討し、放送大学のHPに「認定心理士」を取ることができる旨が他大学より詳しく書かれていたのでこちらを選択しました。 認定心理士資格取得のためには所定の36単位と学士が必要となります。 なので学士のある人は所定の単位のみで申請

          放送大学に編入学した話

          風の吹かない日々

          相変わらず心が動かない日々です もしかして多分これが普通の感覚なのかもしれない かつてが激し過ぎたのかもしれない 悲しみや苦しみを言葉や絵にしないと気が済まなかった節があったんだけど、そういうのが今はないので 今はいろんなコンテンツを見てる YouTubeもTwitterもネトフリもアマプラも本も漫画も読む ネトフリはヴァイオレットエヴァーガーデン全部観たし、その流れで映画も観に行った。少し泣いたけど映画館から出たらウィンドウショッピングをしていた さっきまでのはなんだ

          風の吹かない日々

          特別とか、そうじゃないとか

          クリスマス、年末、年始、 そういう行事っぽい季節 自分が、他人が、 誰といるのか、 気になるよね 家族(や親戚)、もしくはパートナー、多くの友人というものが なんの蟠りもなく存在している人には なんの問題にもなりはしないのだろうけれど そんな人ってどんだけいるの? だろうか クリスマスが好きだと言っていた友人がいる LINEのプロフィールのひとことが「クリスマスまであと○○日」となっていた それに気付いたのはまだ暖かい時期だったと思う クリスマスまで指折りワクワク数え

          特別とか、そうじゃないとか

          うんざりしてる話

          酒が飲めない。 アルコールの味が好きじゃない。 酔うと吐いてしまう。 吐くまで食べて飲むのは割と好きだけれど、多分すごく身体に悪いからよしてる。 お金もかかるし。 セックスは子宮内膜症のせいで痛いし、オーガズムもよくわからない。 だからそこまで楽しくない。 病院に行っても治りはしない。 ギャンブルをすることもない。 特に楽しいと思ってことはないし、やってみたいと思ったこともない。 タバコも喉が弱いから吸えない。 快楽のありそうなことは尽く私には合わない。 ああ、つまら

          うんざりしてる話

          フラットな気持ちの話

          欲、消えていく。 昔?昔っていつのことだかもはやよくわからないのだけど、数年前?とかは理想とかもっとこうじゃなければというのがあった気がする こういうの素敵だなとかカッコいいなとか感じて それを自分もと思ってたはずなんだけど そういう外部のものと自己との差異を多分昔よりわかるようになって、 差異、 いや、差異が大きいからとか小さいからとかではないな 同一化して考え過ぎていたものと距離が取れるようになった、 という方が近いような気もする まあそんな感じで 昔みたいに激しく

          フラットな気持ちの話

          ビニール傘の廃棄がたくさん出るのはビニール傘の値段が安いから?と考えた話

          テレビを見ていたら、ゴミとなったビニール傘の再利用商品みたいなのが紹介されていました。 ビニール傘がゴミになる量は年間20〜30トンらしい。 ビニール傘、安いですよね。 急に雨が降っても400円くらいですぐ買えて使える。 400円ならぶっちゃけ1回こっきりでもいい。 ていうかすぐ壊れちゃうし。 でも大きいし捨てにくいよね。 あと電車の中とかに忘れてきちゃうよね。 ビニール傘がゴミになることがどれだけの環境負荷なのかは私にはわかりませんが、もったいないなとは肌感覚で思います

          ビニール傘の廃棄がたくさん出るのはビニール傘の値段が安いから?と考えた話

          「お姉ちゃんと呼ぶな!」と両親に爆ギレした話

          最近、選択的夫婦別姓や家父長制について調べています。そういったことに興味を持つのは私が“家”という制度に苦しんできたからです。 私の両親は昭和の人間なので“家”の形の中で、“お父さん”“お母さん”という役割を果たすことに邁進し、そして私には“お姉ちゃん”という役名を与えました。 父の兄弟構成は、姉父妹の三人兄弟。 母は、姉姉母の三姉妹。 というわけで彼等はどちらも弟であり妹でありました。 故に、彼等には“理想のお姉ちゃん像”というものが抱かれており、私は私という個人ではな

          「お姉ちゃんと呼ぶな!」と両親に爆ギレした話

          幸福度ランキング2位のフィリピンから学ぶ仕事の話

          2018年に数ヶ月フィリピンのセブ島に語学留学しに行きました。 英語の勉強以外にもたくさん町に繰り出してレストランや買い物に行ったり、近くの他の島にも遊びに行ったり、ダイビングのライセンスを取ったりもしました。 その時の経験の話なのですが、フィリピンのレストランでは、注文を取る人と食事を運ぶ人と片付ける人と会計する人が分かれていました。 なので、食事を片付けてる人に追加注文を頼もうとしても、「注文取る人呼んでくるね」と答えられるわけです。 日本ではホールはほぼすべて同じ人

          幸福度ランキング2位のフィリピンから学ぶ仕事の話

          鼻炎の手術を受けた話

          以前のこの記事の続きです。 コロナのためだいぶ延びたのですが、10/27にようやく鼻炎の手術を終えることが出来ました。 時系列で書くと、 10/10 付添人含めてオリエンテーション 10/24 コロナの為PCR検査と胸のCT 10/27 朝から手術 11/4 鼻の詰め物を取って経過を見る って感じでした。 胸のCTで7〜8千円くらい取られたんですけど、コロナじゃなきゃ必要なかった出費なので給付金が欲しいところです。 《手術当日》 手術自体はおそらく30分ちょいくらい

          鼻炎の手術を受けた話

          姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』読書感想

          ジェンダーに詳しい上野千鶴子先生が東大の祝辞でも挙げていたもので、2016年の東大生強制わいせつ事件を元にした小説(といいつつかなり事実に忠実)です。 今でこそそういう世界にはいませんが、小学生の時のお受験戦争、中高での男子の立場的強さや俺は頭が良いという傲慢さ、肌で理解する世間からの女性蔑視。 そういうものを思い出しました。 筆者の想像で登場人物像や背景が補完されているとはいえかなりのリアリティ。 この話に対して東大生への偏見だ、という意見もありますが、この本の結末は実際

          姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』読書感想