努力が楽しくなる〜種蒔きという考え方〜
この世界は見方一つで様々な解釈ができます。
今日は【習慣化】と【努力】が大好きな僕が日々意識している「種蒔き」という考え方について話していこうと思います。
①種蒔きという考え方
この世界には決して逆らうことのできない摂理がいくつもあります。
例えば
時間は遡ることはできない
重力によって水は高いところから低いところに流れるなどなど
これと同じように、因果応報という考え方が古く仏教の考え方として存在しています。
私たちが日々行なっている「小さな行動」を「種蒔き」と考えて、日々の行動を捉え直していくことをお勧めします。
毎日の自分の決断や行動は種蒔きであり、いずれ芽が出て、果実を収穫することになります。
それがどんな果実だとしても。
そして、種を蒔いたからにはいつの日にか必ず芽が出るということです。
②蒔いた種と違った果実を期待してしまう私たち
私たちの日々の行動を種蒔きに例えると、いろいろなことが見えてきます。
例えば、
トマトの種をまいて、「スイカを収穫するぞ!」と
言っている人を見たらおかしいと思いますよね?
「トマトの種を蒔いているんだから、スイカはならないよ!」と言ってあげたくなるはずです。
ですが、実際の世の中ではどうでしょうか?
YouTubeを見ているだけで、勉強ができるようになることを願う。
オーバーカロリーな食生活をしていながら、理想の体型になることを願う。
何も行動を起こしていないのに収入が上がることを願う。
これらの行動が報われない可能性が高いのは目に見えています。ですが、多くの人々は「自分が蒔いた種だということはすっかり忘れてしまい、結果だけを見て絶望するのです。」
僕がここから伝えたいことは、
自分がなんの種を蒔いているのかを正確に把握すること、また、蒔いていない種の果実がなることを期待してはいけないということです。
③どんな種を蒔いたか
行動=種蒔きと考えると、日々の行動を気をつけようとするはずです。
トマトが嫌いな人は、トマトの種を蒔くことはしないと思います。
ダイエットしたいのなら、食事管理や運動を積み重ねる必要があります。
あなたは、あなたがなりたい未来のために必要な行動を積み重ねているでしょうか?
④蒔いていない種を期待してはいけない
スイカを食べたければスイカの種を蒔かなければなりません。
種を蒔いていない畑からスイカの芽が出たら奇跡です。
人生においてたまにはそうした奇跡も起きるかもしれませんが、そんなことを期待していたら人生は短すぎます。
好意を寄せる相手からの連絡をただ待ち続けるのではなく、自分から連絡をしてみる。その上でどのような反応が返ってくるのかを見定める必要があると思います。
必ず、成し遂げたい未来に向けての行動をするべきです。
⑤咲くのが遅い花はあるが咲かない花はない
最後は前向きな話で終えようと思います。
今理想の将来に向けて種蒔きをしているであろうあなたは、辛くて諦めそうになっているかもしれません。
しかし、蒔いた種はいずれか芽を出します。
孟宗竹と言われている竹は5年間も土の中に根を伸ばし続けると言います。
種を蒔き続ければ、どんなに時間がかかっても必ず芽が出ます。
しかしその時を待てずに、水やりを放棄してしまったり、土を掘り返してしまったら、大きく芽を出そうとして力を蓄えている種を無駄にしてしまうことになります。
ここで必要なことは、「必ず成果につながる」と信じることだけです。
日々の行動を慎重に見直し、行動が積み重ねられているなら後は信じるだけです。
お互い理想の人生に向けて励んでいきましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。