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人に期待しない。
僕は人に対して期待をしません。
あくまで「過度な」ですけれど。
それは家庭教師時代の経験でした。
こちらがやる気を出して、生徒に一生懸命勉強を教えていても、なかなかやる気を出してくれない生徒が数人いました。
もちろん、生徒のやる気を出させることが出来なかった、僕も悪いです。
教師の喋りが上手くて熱量を持って接すれば、生徒もある程度、その熱量に感化されてやる気になります。
熱量というのは伝染しますからね。
でも、なかなかやる気を出してくれない生徒に対して、こちらはこれだけの熱量を持って接しているのに、なぜ同じくらいの熱量を勉強に対して持ってくれないんだろうと困ることがありました。
正直、イライラした瞬間もありました。
そのとき気付いたんです。
よく子どもに対して強く叱る親は、それだけ子どもに期待してるんだ。
過度な期待をしていて、そのリターンがないから怒りという感情になるんだと。
僕に子どもはいないので本当はどうかわかりませんが、妄想で何となくそういった心理なんだなと感じました。
家庭教師だけでなく怒りという感情は強い力になる時もありますが、あまり良くはないですよね。
リターンがなく怒りという感情が出るくらいなら、過度な期待はやめて、ほどほどに見て行こう。
そういった心持ちで生徒と接するようになりました。
そうすることで生徒に対して、大きく落胆したり、怒ったりという感情はなくなり、冷静にプラスの部分に焦点を当てて指導が出来ました。
もちろん熱量を持つことは忘れず。
でも、過度な期待をしない。
何かあったときの合言葉は「しょうがない」
ダメなことをした時はもちろん叱ります。
怒りではなく叱りです。
その家庭教師経験を経て人に対しての過度な期待や過度なリターンを求めることをやめました。
それからは「あの人は何故こうしてくれないんだろう」みたいな感情がだいぶ減ったと思います。
負の感情が出てこなくなり、自分の中のモヤモヤも減りました。
念を押しておくと「過度な」期待はしないということですからね。
期待はしますよ。
僕は人に対しての過度な期待をやめて、生きやすくなった気がします。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、また次の記事でお会いしましょう。
またね〜。See you.