
石川県は雷がとても多いというはなし
こんにちは、製造部の松田です。
突然ですが、北陸地方は日本有数の
雷が多いエリアであることをご存じでしょうか。
雷の観測から情報提供まで行っている
株式会社フランクリン・ジャパンが発表する
2023年度のデータによれば、
新潟県:2位(120日)
石川県:5位(93日)
福井県:6位(92日)
富山県:17位(76日)
と北陸県が軒並み上位にランクインしています。
(ちなみに1位は北海道の140日とのこと)
北陸地方で雷が多いメカニズムは
どのようなものなのでしょうか。
NTT東日本による説明を引用します。
日本海沿岸では冬にも雷が発生し、特に北陸地方に多い。冬の雷はほかにノルウェーの大西洋側に見られる程度で、世界的にも珍しいとされる。
北陸で冬に雷が発生するのは、冬型の気圧配置に伴って大陸から吹いてくる冷たく乾いた季節風が、真冬でも10度以上という対馬海流(暖流)から熱と水蒸気を受け、大量の積乱雲を形成するからである。
ちなみに「冬型の気圧配置」とは
西に高気圧、東に低気圧がある
いわゆる西高東低の気圧配置です。
当然、雷が多いということは
落雷への備えが大事になります。
もし業務時間中に落雷による停電が発生すれば、
電源がついているパソコンやデータストレージが
強制シャットダウンを受けた扱いになります。
強制シャットダウンにより
上書き保存する前のデータが無くなるのに加え、
HDDやOSの破損につながる恐れがあります。
また、もし社屋に落雷してしまった場合、
「雷サージ」というより深刻な被害が想定されます。
雷サージとは、落雷が発生した際に瞬間的に高い電圧が発生し、電線や電話線といった配線に非常に大きな電流が流れることを言います。雷サージが発生すると、電線や電話線を通じて(※)非常に大きな電流が建物内に侵入し、NAS等の電子機器の故障を引き起こす場合があります。
※配線以外にも大気中から侵入する場合があります。
このような停電・サージといった雷害への対策として
UPS(Uninterruptible Power Supply)という機器があります。
弊社では約10年ほど前からUPSを導入しており、
業務データや情報システム機器の棄損防止に努めています。
おわりに
ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。
北陸は雷が多い危ない地域なのか!?
と思われるかもしれませんが、
私個人の体験談に基づいたはなしで言うと
目の前で落雷を見たことはありませんし、
落雷による停電や二次火災も経験がありません。
日本列島はどの県を見わたしても、
ほぼほぼ断層が走っていますし、
どれかの台風の進路と被る県も多いですから、
北陸だけが特別に自然災害に遭いやすい
ということではないかなと考えています。
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大サイズ平面材(パネル等)の異種どうし貼り合わせ加工、
および切断加工を得意としています。
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