見出し画像

マインドフルネスを続けるコツ

今日、本当は、
杏林大学の学生さんたちが、ゼミ合宿のために北海道にいらっしゃるということで、札幌に立ち寄られた際にマインドフルネスについてのお話しをさせていただく予定だったのですが、私の体調不良によりキャンセルさせていただいたんです。
せっかくの機会だったのに、本当に申し訳ないです。

皆さんには事前に聞きたいことをまとめていただいて、すでに文書で回答しました。合宿中に読んでくださると良いな~と思っていますが、
そこで、一番多かった質問「マインドフルネスを続けるコツ」について、ここでも書こうと思います。


無理にやろうとすると苦しくなる

どんなことも、義務感でやろうとすると、途端に嫌になってきますよね。
勉強も、片付けも、ダイエットも、禁煙も。

マインドフルネスだってそうだと思います。
「毎日瞑想を〇分やらなければ」
そう思うだけで、なんだかうんざりしそうです。

「~しなければ」
の言葉の前に
(本当は嫌だけど)(本当は面倒だけど)
なんていう思いが見え隠れしそうな感じがします。

マインドフルネスの基本を思い出す

以前noteにも書きましたが

「頑張りすぎない」って大事なことです。
自分自身の心の声や体の声を聞いて、それを信じて、頑張りすぎずにほどほどでやっていくという選択をする。
これってとても大切だと思うのです。

「じゃあめんどくさいのでやらないです!」ってなりそうですが
それでも継続してやっていきたいという時、どうしたら良いでしょうか。

体調に合わせて選択する

マインドフルネスの種類って前にも書きましたけど、

マインドフルネスって、
静かに瞑想するしかない、っていうわけじゃないですよね。
ストレッチのようなヨガのような動きをする「マインドフルムーブメント」もあるし、歩く瞑想もあるし、色々ありますよね。
それらを組み合わせたって良いと思います。

それに、集中して瞑想をする「フォーマルエクササイズ」だけではなくて、日常生活で行える「インフォーマルエクササイズ」もありますよね。

だから
その時その時の体調に合わせて、やりたいことを少しずつやってみたらよいと思います。
静かに瞑想したいと思ったら、やれる時間の長さでやってみたら良いし、ストレッチしたかったらマインドフルムーブメントやれば良いし、という感じで。

「自分自身について好奇心を持って観察し、自分自身で選択していく」
というのが良いと思います。

瞑想を継続するのが辛い時

やっぱり瞑想を続けるのがしんどい
ということもあるかもしれません。
「そんな自分はダメだ」なんて思わなくて良いです。
マインドフルネスは、価値判断しなくて良いのですから。

そんな時は、
どのあたりがしんどいと感じているのか・本当はどうしたいのか など
自分の気持ちと向き合ってみても良いかもしれないし
それも難しい時は
「今はそういう時期なんだね」と思って、一旦お休みして、自分自身を癒してあげたら良いと思います。

トラウマがある方などは、一般的なマインドフルネス瞑想で呼吸や体の感覚などに意識を向けたときに、辛い記憶がよみがえったりして苦しくなることがあるので、無理に行おうとしなくて大丈夫ですからね。
(その時に『今に戻る』マインドフルネスの活用もあるのですが、それはまた今度に)

マインドフルネスは心の筋トレ

これも前に書いたと思うけど
筋トレを1日やっても筋肉ムキムキにならないのと同じように
マインドフルネスも日々の継続が大事ですね。

でも、無理すると辛くなってしまうから
日々のちょっとした時に気づく。
心地よい時も心地よくない時も、楽しい時も苦しい時も気づく。
というのをとにかく繰り返してみたら
いつかきっと、何かが積み重なっているような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?