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カルボナーラはどう作る?

「同じ名前の料理でも100人いたら100様の作り方があるんだ」料理学校で学ぶために行ったシチリアで最初に友達になった料理人男子がいいました。

どゆこと?

こういう事か、と納得したのが、その後出会ったカルボナーラたちでした。

まず最初のカルボナーラは、そのシチリアの学校で。

先生は、大きなボウルに卵とペコリーノを混ぜて大量のスパゲッティを投入。ガーッと混ぜて、「こしょうを振るわよ〜♫」と鼻歌を歌いながら仕上げます。

それまでのわたしの生涯で一番美味しいカルボナーラでした♫

でも、帰国して何度やってもできません。大量であることがポイントか、とあきらめていたところに出会ったのが落合シェフのレシピ。

焼いたベーコンに白ワインを加えて乳化させてベースにする。
ワインを茹で汁に代えても、これならできる、すばらしいレシピでした。

そして、日高シェフに習ったタマネギ入りのカルボナーラは、栗山町のタマネギ、さらさらレッドと合わせて最強。これは全卵で作っていました。

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そしてステイホームが始まってすぐ、昨年4月のインスタライブで見た宮木シェフのカルボナーラ。なんと、この量でできるなんて!(この時は比布町の春の葱を入れてみた。)

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作り方はこちら。

楽しいなぁ!

noteでは今井真実さんのレシピを。たどり着いた感が半端なく、最後の仕上げの丁寧さがたまらなく好きです。

そして昨日、イタリア料理界のゴッドマザー長本和子マンマのzoomセミナーリオでは、イタリアからの刺客(^∇^)ポジターノ在住の料理研究家マリーナさんがグァンチャーレでのローマ風と、パンチェッタを使ったカンパーニアの彼女のおばあちゃんのレシピを教えてくれました。素材の特徴から展開までを、カルボナーラという伝統料理で繰り広げる講座に目は釘付け、ココロはワクワク。アドレナリン全開。

最初の10分、素材の説明部分は無料で見られます。

マリーナのイタリア語はとてもわかりやすいので、イタリア語を勉強中の方にもおススメです。

さて、カルボナーラの作り方を巡る色々でした。

ぜったい作りたくなりますよ。

オマケ。わたくしのらんらんカルボナーラもどうぞ(^∇^)

大事なことだから最後にひとこと。

カルボナーラは温度の料理だ!




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松田真枝
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