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「おいしさつながる昆布の本」富山県黒部市生地で発刊記念イベントをしました


8月1日、暑い富山へひとっ飛び。空港名物廻る巨大寿司のお出迎えです。

「おいしさつながる昆布の本」(たくさんのふしぎ2024年9月号 福音館書店)発売日に、この本で取り上げている羅臼昆布の、もう一つの故郷といえる富山県黒部市生地で、出版記念イベントをさせていただきました。

生地と羅臼の今に至る関係に関わるキーマンが、四十物昆布会長の四十物(あいもの)直之さんです。2017年に倉庫を見学し、生産者への思いを伺ったことが、この本につながりました。


四十物昆布では、生産者が昆布を出荷する箱をディスプレイしています。


四十物会長の昆布の説明
とろろ昆布を使ったミートソースのペンネッテ。昆布締めお肉のボッリート。昆布締め野菜の入ったサラダ。みんな満足でたくさん食べてくれてうれしかった。

イベントは、午前中のこどもの料理教室「昆布を使ったイタリアン」と、夜のトークイベント「生地と羅臼の今昔物語」の二本立てです。トークイベントにはスープの試食を。お腹が空く時間だからとしっかりスープの試食にしましたが、なんといっても暑い中で、安全第一に進めるのが最優先。トークと合わせて、大緊張でした。

 後に富山での昆布の消費量が日本で最も多いことにつながった人の交流、越中衆マインドの北海道の産業への影響を実感するトークでした。昆布の味のこと。デンマークnomaとの現在。
生地の清水(しょうず)のように湧き出る四十物会長の話題には、北前船の歴史から忽然と消えた富山県人、「米沢次郎吉さん」の研究者としての見解もありました。

たくさんの方々のおかげで実現した会でした。

 まさに越中衆・義理堅くてパワフルな四十物会長。

町の方々にお声かけ下さり、昼夜ともに満席にしてくださった生地自治振興会・漆間(うるま)会長。

この会の企画を相談した時からサポートくださり、東京からお手伝いに駆けつけてくださった共著者キッチンミノルさんと得地直美さん。
お暑い中、集まってくださったみなさま。

ありがとうございました。

終了後、ほっとしたところで歴代町長とパチリ。

 

日本の食を底支えしてきた昆布。おいしいから世界に広がる昆布。じわっと料理の味を限りなく上げる、海藻のしごとぶりの良さは唯一無比です。
この、昆布を知る本が、知れば知るほど昆布を食べたくなるこの本が、たくさんの方達に届きますように。

作者のことばのリンクを貼ります。面白いから読んでみてくださいね。^^


どうです!この夏は昆布がキテルっ!!デザインは得地直美さんです。

そして、かわいすぎるTシャツとバッグは近日こちらにて買えます。


お世話になった四十物さん、漆間さん、お仲間と打ち上げ!きれいに食べつくし飲みつくした後(笑)

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さぁ、ほかいどーに帰ろう。

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松田真枝
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