土鍋コッチョリーノに捧げる「きのこごはん」。
我妻珠美さんの赤い土鍋コッチョリーノがやってきました。
そこで、この子に似合いそうな、きのこごはんを考えました。
山で見つけたら踊って喜ぶマイタケと、食感がポリポリと楽しい生のキクラゲを炊きこんで、クルミをあしらうおう。赤に黒、そしてベージュ。ミラノコレクションのようにお洒落になりそうだ!
材料は、
マイタケ100g
生キクラゲ40g
油と醤油はそれぞれ大さじ1
砂糖とみりんはそれぞれ小さじ11/2
米2合
クルミ 好きなだけ
(醬油と甘みのみりん+砂糖は1:1です)
つくりかたは、こうです。
①米は研いでおく。マイタケはほぐす。生キクラゲは細切りにする。
②油をフライパンにひき、きのこたちを入れたら
強火で炒めます。
炒めるより焼くイメージで、あまり混ぜないで。
③マイタケに焼き色がついたら砂糖を入れて溶かします。
そのころにはきのこの水分はなくなっているはず。
火を止めて、すぐに醬油とみりんとなじませます。
④土鍋や炊飯器に米と③のきのこ、米2合分の水を入れて炊いてください。
⑤食べるときに、くるみをあしらいます。
ほーら。か、わ、い、い💛💛💛
生きくらげがなくて、白まいたけがある時にも炊いてみました。キクラゲもなくてエノキ茸です。
色のアクセントと味のアップに、きのこと相性がいい羅臼昆布を小さく切ったのを入れました。
黒が入るといろどりがきゅっとしまります。
ごはんを炊いていると、しゅーしゅーと煙突から湯気が出てきて、その音も、姿も既にごちそうです。
おかずには出汁巻き。とろろ昆布とアオサとエノキ茸の味噌汁。
コッチョリーノで炊いたごはんは、ふうわりと粒の間に空気を含んだ感じ、お米の優しい甘さとうまさを引き出しています。おいしいわぁ。
ちょっと焦がしちゃったのですが、重曹と水を入れて40分煮るという説明通りにお手入れしたら、なんと焦げが、ほろほろとはがれてきたんです。
ちょっと感激でした。
きのこごはんのレシピは、北海道新聞暮らし欄「きょうの一品」に掲載されたものをリライトしました。
そして、今日の札幌のひとコマを、ここまで読んでくださったあなたに捧げます。
最初に積もった雪が融けかける瞬間です。毎年、大好きな時間です。
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