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人生の先輩

お父さんのことをnoteに書くなんてね

私はお父さんがずっと怖かった
それは父親としてもだったけど
それ以上に、絶対に超えられない存在だったから

平日はお父さんの顔を見たことがなかった
それくらい朝から晩まで働いていた
仕事だけでも大変そうなのに
いつも新しい学びに貪欲で、成長を止めない
しかもすごく楽しそうに学んでいる
人生何周目?ってくらい知識が豊富だ

勉強の意義とかよくわからなかった当時の私は
なんでそんなに勉強するの?
外で遊んでた方が楽しいじゃんって思ってた

計画的偶発性

私から見てお父さんは
いつも人生の選択を間違えてないように見えていた

でも違ったんだ

この前キャリアについて話した時

キャリアってどう構築すれば良いんだろうと相談したら

俺はプランドハップンスタンスだよ

はっとしてしまった

私はまた「計画的偶発性」に出会った

そしてお父さんは私にこう言った

希望する配属先にならなくても悔やまなくていい
どんなことだって、絶対将来結びつくから
なるようにしかならないから
自分を否定しないようにね

やっぱりお父さんは一生越えられない存在のようだ

目の前のことに全力で
未来のことばかりに目を向けようとせず
全てのことが糧になると信じて貪欲になりたいな

ラテラルシンキング

コンサルタントとして必要な考え方はロジカルシンキングだ

確かにそうかもしれない
でも今の私には、ラテラルシンキングが必要だ

ロジカルシンキングは垂直思考
ラテラルシンキングは水平思考

私は1つのことを深く考えるのは割と得意
目的、現状、理想、課題、改善
要素分解していけば、おのずと筋道をたてることができる

でも、「そもそも」の部分を疑わない
校則で髪を染めることが禁止されていたら、どうして髪を染めてはいけないのかを考えることなく、染めない選択をとる

ルールが決まっていれば、行動する前に自分で考え、判断する必要がありません。ただ、それに従っていればいいのです。
ずるい考え方/木村尚義

まさにこの言葉の通りだった
そしてこの本にはこんなことが書いてあった↓

努力=善、楽=悪
これこそが先入観なのだ
ずるい考え方/木村尚義

まさに私は努力をすることが正義だと思ってたんだ
頑張らない人は報われないって思ってた

だから画期的なアイデアも発想も生まれない
でも、それはコンサルタントとしては物足りない

変化する世の中で、新しいシステムやツールを導入するには、今までの常識を覆すような思考を持ち合わせている必要がある

そして何より、多面的な考えを持っていた方が
人として面白いし、魅力的だ

それはTABIPPOを通して強く感じた
型に当てはまらない人の方が、話してて面白いし
人を惹きつけることができる

リベラルアーツ

自分が幸せにならないと、人を幸せにはできない  

うちのお父さんはこんな名言を言う人だったっけか?

まあそれはおいといて
その通りなんだよね

でね、やっぱり自分が幸せになるためには
色んな選択肢や道を知っておく必要がある

自分の興味のあることや専門的なことだけじゃなくて
やっぱりリベラルアーツなんだよねって話になった

教養がある人の方が、多面的な人になれるし
視座が高くなって、色んな視点を持てると思うんだ

でもね、私絵とか全然興味ないんだよね
って思ったんだけど
例えば歴史と関連づけたりしたら一歩近づけるかも

なんか人との接し方に似てるな〜って思った次第です
仲良くなりたかったら自分からいかないとね
人は言わないと伝わらないから

私の夢

そしてやっぱり私は、対個人ではなく対組織や人事に対してコンサルできる人になりたい

この道に進みたいと相談した時、お父さんには「ああ、大変な道を選んでしまったね」と言われた
何かカタチのある商材を扱うわけでもない
色んな精神状態や経済状況の人と対峙する
100人いたら100通りの人生がある
そこに私はどんなリソースを提供できるだろうか

でも今はワクワクしてる
夢なんてずっと持ってなかったけど、最近は夢を持つことの楽しさをようやく知った

カウンセリング、メンタリング、コーチング、ティーチングの違いの話とかも面白かったな

結局私は父の姿を追い続けているのかもしれない
それでもいい
自分にしか出せない色を見つけてみせる

まずは
前に紹介してもらったクランボルツの本読んでみようかな

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