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後輩指導で先輩が悩みやすいポイント3選

どうも!保育士園長まゆあです。

先日、とあるクラスの先輩保育者が後輩指導について悩んでいました。

話を聴くと「なるほどね」と思う事も多くありました。

今回はそんな後輩指導のお話。
しばしお付き合いくださいませ。


後輩指導は大変

人間だれしも経験を積んでいけば後輩の一人や二人ができます。

先輩になればついて回るのが「後輩指導」

その中で必ずと言っていいほど指導に悩む瞬間が訪れると言っても過言ではありません。

自分自身の経験や、これまで園長として職員と関わる中で、先輩が悩みやすいポイントが3つ見えましたので紹介していきたいと思います。


①イメージと違う仕上がり

まず一つ目が「イメージと違う仕上がり」です。

仕上がりと聞くと作り物をイメージされるかもしれませんが、環境整備や掃除、物事の手順なども含まれます。

保育する中で後輩職員に指示を出すことが多くあると思いますが、先輩が指示した、伝えたのにも関わらず、そのイメージと違う仕上がりになっていると「なんでっ!」という気持ちを抱いてしまいます。

概ねの原因はイメージの共有ができていないことや、途中経過の確認不足。

しっかりと同じイメージができていればそもそも違った仕上がりにはならないですし、途中で確認し脱線しかけているのであれば修正するという作業が必要になります。


②伝えたのに伝わっていなかった

二つ目は「伝えたのに伝わっていない」です。

何度も「はい」という返事があったのにも関わらず、その後の行動を見ると全然伝わっていないような素振りを見せられるとガックリ来てしまいます。

これに関しては伝え手、聞き手両方に原因がある可能性があります。

伝え手側の問題
 ・具体的に伝えられていない
 ・大量の情報を伝えている
 ・長々と説明してしまっている

聞き手の問題
 ・理解力が乏しい
 ・すぐに忘れてしまう
 ・単純に聞いていなかった
 etc

ポイントを絞って伝える事を意識するだけでも伝わり方に差がでてきます。

伝わっていないと「大丈夫?」と心配になってしまうかもですが、問題点が分かっていれば対応は十分可能です。



③何度言っても同じミスをする

最後は「何度言っても同じミスをする」です。
みなさんの中にも「分かる」って思う方がいらっしゃるかもしれません。

何度言っても繰り返し同じミスをされてしまうと、教える気持ちが無くなってしまいますよね。

一度言えば分かる方もいますが、繰り返し伝えても同じミスをしてしまう事に関しても対策はあります。

その対策の一つとして効果的なのが、「一緒に物事を行う」という事。


伴走しながら教える、伝えるとポイントも併せて伝えられ、相手もコツをつかみやすくなります。
また、どこでミスに繋がったかを一緒に振り返る機会を作っていくと、原因が明確になるので次のミスの減少にも繋がります。

言われただけだと想像できず、理解に繋がらない事もあります。
「あれほど言ったのに」となる前に、原因を探っていきましょう。



何事も「簡潔、そして具体的に」がポイント

さて、最後に冒頭紹介した後輩指導に悩んでいた職員。
話を聴いてみると「伝えたのに伝わっていない」と言う点が一番の悩みのようでした。

「はい、わかりました」と言われるけど分かっていなかった。
職員的にはここが一番悩んでいたポイントでした。

後輩職員の能力的な所は一旦置いておき、どう伝えていたかを確認すると、複数の情報を一気に短時間で伝えていたとのこと。

これでは聞く側は大変ですよね。

先輩職員にも伝え、実践してもらったら少し変わってきたので様子を見ている所です。

今回紹介した3つの悩みですが、全てにおいて共通していえる事は簡潔に、そして具体的に伝える事になります。

簡潔と具体的は一見相反するものかもしれませんが、「ポイントを絞り具体的に伝える事で相手も理解しやすくなる」のです。

ちょっとした事で指導も楽になるので、意識していきたいですね。


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