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知識を食べる【大学院生日記17】

かくいう私も大学院生の端くれなので、日々研究書を読んでいる。
学期が始まるとゆっくりと研究書に向き合う時間が取れないから、夏休みのうちにと日々食らいついているが、内容を消化できないどころか咀嚼さえままならないことがざらにある。

日本語で書いてあるのに、内容が呑み込めない。
こんなこと、安部公房以外で経験したことがなかった。
(安部公房と研究書でも、また歯ごたえや食感は異なっている。)

来る日も来る日もページを繰って、食らいついては咀嚼もできず、一体何をやっているんだろうか、と思わないでもない。

しかし、研究のためには必要なのだ。あぁ、どうすれば。

毎日毎日食らいついて、少しずつ嚙み砕いて、どうにか読んでいくしかない。読まないといけない本がたくさんある。

はやる気持ちを抑えながら、なんとか向き合っていかねば。

知識を食べる時間を作れるのは大学院生の特権だろう。
感謝して、食べる。

今日も読んでくれてありがとうございます。いい夢見てね

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