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読書記録『対岸の彼女』
こんばんは。ほほえみです。今日もお疲れさまでした!
角田光代さんが書き、直木賞も受賞した、『対岸の彼女』という作品をご存知でしょうか。
きっとこの記事を開いた方は、この作品がお好きな方が多いかもしれませんね。
私は読書があまり得意じゃないほうなのですが、
弟が勧めてくれたので読んでみることにしました。
ここからは読後、心に浮かんだことを書きたいと思います。
まず、森絵都さんのあとがきが素晴らしい😭
このあとがきを読んで、この本の味わいが更に広がったような気がします。
本の内容について。
葵はいつから記憶の中のナナコを演じるようになったのだろう。
過去におけるナナコと葵の図式は、現在の葵と小夜子に近い。(同じではないが。)
「孤独から希望へ」みたいなキャッチコピーをちらほら見ますが、本当にそうだろうか。
人間はそもそも孤独な動物で、その孤独までも肯定できるような話に思えた。
また、ナナコをやたらと「空洞」にしたのもあまり理解できなかった。だからつまらないというものではないが。
不思議なのは、弟が勧めてきたことだ。
女同士のいざこざや、たまに男が絡んでくるこの話を、弟は面白いと感じたのだろうか。
また時間をおいて読んだら、新しい発見があるかもしれない。また読んでみたいと思う。
今日も読んでくれてありがとうございます。良い夢見てね🎵