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なぜ企業は「プロのライター・デザイナー・マーケターに依頼した方が絶対コスパいい」のか

「頑張れば自社でできるのに、なんで高い外注費払わないとあかんの!?」
マーケティングのコストパフォーマンスが気にかかる、すべての人に贈る回。

「お問い合わせ・CV・リードほしい」を叶えるサービス、ホギコト代表のWebマーケター・コピーライター日野成美です。

前回のnoteはこちら

産休をいただいてましたが無事に2024年12月25日11:30、女の子を出産いたしました!
応援のコメントやスキいただいた皆様、ありがとうございます😭

本日よりnote更新を再スタート。
笑っちゃうほどシンプルなマーケティングの話、売上に貢献したいあなたのための方法論を、これからもどんどん更新して参ります。どうぞよろしくお願いします!

さて、本題。

マーケティングの外注費って高くないか!?
できればコスパよく、自社で完結できるようにやりたいんですが?!

だってマーケティング外注の相場は1プロジェクト月100万円〜。ちょっと事業規模が大きいと、月間の広告費だけで億を超えることもめずらしくありません。
しかもチーム戦が必要で、ひとり有能な人を採用すればいいって話にならない。ええっ広告運用するのに月50万円じゃ死にゲーなの!?SNSって成果出るのに半年かかるってマジ!?

そんな金をかけてる余裕、うちの会社にはない!!
だったら自社社員で頑張ってやったほうが、経験の蓄積もできるしきっとコスパいいよね!

という感じで外注フリーランスや代理店を切った経営者や現場が、自社でがんばるものの成果が出ず血の涙を流すという事案が太古から絶えません。

どうすれば成果を出せる自社マーケが育つのか?
外注のフリーランスや代理店をうまく使いこなす秘訣って一体?

プロのライター/デザイナー/マーケターにあって、経営者にないもの

そもそも、なぜマーケティング・集客・PRをプロに頼もうと考えるのでしょうか。
自社にノウハウがないから?難しそうだから?即月成果がほしいから?

「プロは成果を出すためのノウハウを持っていて、自分たちには難しい局面でも打つ手がある」
そんな前提条件があって、企業はプロに依頼することを考えるのですよね。

では、なにがマーケティングのプロと付け焼き刃の素人を分けるのか?
知識?ノウハウ?経験?場数?
ノンノン!

マーケティングのプロが持ってて素人が持ってないものがあります。

それは!
「高度なメタ認知」があるかどうか!!

高度なメタ認知とは、「自分ならどうするか・どのように感じるか」ではなく、
「相手ならどうするか・どのように感じるか」、エンドユーザー・顧客になりきって思考することができる能力。

よくマーケティング業界では「憑依」とか呼ばれます。
高度なメタ認知=お客様の立場になりきるスキルをベースにして、マーケティングの各種業務は成り立っています。

読み手はどこで離脱するか?
どういうことに興味がある?
どんなトリガーでお問い合わせや購買をポチるだろう?

そう、お客様は基本、あなたの商品やサービスにまったく興味がない。
むしろ「広告ウザっ。」「PR邪魔。」とか思ってる。

高度なメタ認知を駆使する大きなメリットの1つとして、
「ユーザーに読まれない前提でコンテンツを構築しやすい。
ゆえに結果的に読まれて反響をとりやすい傾向にある」

というものがあります。

人間、読みたいものしか読まないし、ほしいものにしか反応しない。
プロのライター・デザイナー・マーケターが会得している知識やノウハウは、この「誰もお前の商品・サービスなんてしらん」という大前提をもとにしています。

まったく興味がない相手から、どうお問い合わせをとるか?

まともなWebライターなら、1万字も書いたところで誰も読まないことを知っているし(だから最近のSEO記事は2000〜5000字が平均レンジ)
一文一意が読まれやすいとか、冒頭で興味引かないと即離脱とか、プロならだいたい把握しとる!

マーケターなら尚更!
デキるマーケターは「お前の商品・サービスなんて誰も興味ない」ということを知悉した上で戦略立案するし
「そもそもこの媒体で読まれるのか?」を考える!

たとえば、お盆休みにメールチェックして返信する担当者はほぼいないから連休中のメルマガ配信しないでコスト削減するとかね。

デザインもそう!!
3色使うとすでに目がチカチカするとか、色の与えるイメージ・印象、クリック・タップされやすいレイアウトなどを専門知識駆使してデザインしとる!デザイナーのみなさん愛してるよ!


これ、自分で事業やってたり、自社目線での発信メイン(広報とマーケティングが「PR」という括りで差別化できてない企業)だと、そもそも感覚としてん育ちにくいんですよね。

「弊社のメッセージをもっとわかりやすく伝えないと」
「ブランドイメージをより具体的に、しっかり細かく発信すれば売れるはず!」

いうてる場合か!
顧客ニーズに刺さるベネフィットとオファーを尖らせた同業他社が秒でリードさらってくわ!!

自社マーケチームで固めるとついつい自社目線での発信になりがちだけど、成果を求められるマーケのプロは一歩下がって冷めた顧客視点を持ちやすいポジションにいる。
赤の他人だからこそ、冷徹にシビアに状況を分析し手を打つことが可能になるのです。

「クライアントユーザー」と「エンドユーザー」の大きな違い

「お客様のためを思って仕事すればいいのね!
よし、上司やクライアントの意見をしっかり聞いて、ブランドイメージを伝わりやすく発信できるようがんばるぞ!」

ちょ、ちょっ待った!
私の言い方が悪かった、ごめん!

マーケティングが扱う「お客様」には大きく分けて2種類います。
広告出稿を希望するクライアントユーザーと、
広告を閲覧する側のエンドユーザー(見込み顧客)です。

このとき、クライアントの声に真摯に耳を傾けることもマーケターには重要。うんうん、そうでないと強みとかベネフィットとか見えてこないしね!

でも!
クライアントユーザー視点の発信だと、おもしろいくらい結果が出ない!!

成果が出るのは、エンドユーザー視点で発信を行ったときだけです。

「いやいや、クライアントユーザー目線での発信でもそこまで成果変わらんでしょ」
って思っちゃったクライアント様が、過去たしかに何社かいらっしゃった。

「エンドユーザーファースト」を止めた途端、
それまでコンスタントに月数件とれていたお問い合わせがまったく取れなくなってCVR0%になったり、
クレーム0件がふつうだった広告出稿で苦情続出になったり、
ROASがめちゃ悪化して事業が危機に瀕したりした!!

これもう、おもしろいくらいに結果が変わるのですよ。
エンドユーザー目線か、そうでないかで。

とはいえ、ひたぶるにエンドユーザーファーストでいるとクライアントユーザーとの信頼関係が損なわれるときがある。
「御社は弊社をちゃんと理解して見てくれないのね」と分断が生まれたら、もらえる情報ももらえないし成果も出ない。

マーケティングにおける高度なメタ認知では、
「クライアントユーザーとエンドユーザー、双方にとってハッピーとなるバランスの取れた視点」
が必要
です。

なぜなら。
商品・サービスが売れるときというのは、クライアントとエンドユーザーがWin-Winハッピーな未来が見えるときだから。

クライアントユーザーはなにか提供できるスキルや製品機能でもって、エンドユーザーの課題解決やコト体験の提供をしようとしています。
「クライアントユーザーのすぐれた点を活かして、御社(エンドユーザー)の課題を解決してハッピーにしますよ!」
というストーリーができたら、セールスライティング的には勝ち確クリエイティブがはい完成。

ここのバランスをとるのは
「自社マーケだけ」
「プロ人材だけ」
だとかなり難しい!

だからこそ、おたがいのポジションや役割分担をうまく使い分ける必要があるのです。

自社マーケティング担当とプロの外注をコスパよく使いこなす方法

自社マーケティング・PR担当とプロの外注をバランスよく、コストパフォーマンスの上がる方法で使いこなす方法があります。
それがこちら!



自社マーケティング・PR担当には「自社商品・サービスの魅力やベネフィット」を分析し尽くしてもらい、
外注には「エンドユーザー視点」を徹底した上で戦略・施策を実行してもらうこと。

マーケティングの神・コトラーいわく、マーケティングとは「顧客ニーズ充足を通した利益創出のための仕組み作り」。
お客様視点に立つって、言うは易し行うは難し!

だからこそ、得意なことは得意な人に任せる。
自社で育成した正社員マーケターだからこそ「ここをPRしたい!」という推しポイントが強烈に打ち出せる。
「じゃあこの媒体でこういう訴求でいきましょう」と、外注のプロ人材や代理店だから対応を提案できる。

広報とマーケティングの立ち位置を分けることも重要ですね。
2つの大きな違いはこちら

広報→自社目線
マーケティング→顧客視点


とはいえ。
プロの世界も玉石混交。

「今の代理店やフリーランスがぜんぜん成果出さない。ホギコトならやってくれますか?」

その前に今いる代理店やフリーランスとしっかり話し合うことをおすすめします!!!

KPI、めざすビジョン、ブランディングの目的、もう一度今いるマーケと腹を割って話してみてください。
それで納得いく話ができないなら、ホギコトでお仕事させていただけるとハッピーです。

だいたい「もっと安くていい人いる」って言う場合って、
期待値の調整が双方で済んでおらず、クライアント側が数字を読めてないケースも多い!!

CVR100%は合法的なマーケティングでは不可能やから!!!詐欺ならイケるけど詐欺になっちゃうから!!

ホギコトは他社で出せない成果をバシバシ出せる敏腕マーケター。
容赦なくエンドユーザーファーストです。

「自社のよさを伝えたい」ではなく「必要としているお客様に買っていただきたい」ってお客様目線で話できる企業様とはすごく相性がいい。
御社の商品・サービスを利用したお客様の笑顔がいっしょに見たい担当者様は、ぜひお問い合わせください!!

hogikoto.co@gmail.com(代表・日野宛)まで。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

次回「CV1件、PV50でも成果といえますか?」お楽しみに!

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