北海道移住３年目にしてサザエのおやきに魅せられている。

北海道はあんこがめちゃくちゃおいしい。

安いあんこでも小豆の味がしっかりあって、優しい甘さがとことんくせになる。
関東にいるときはあんこなんて全然興味がなかったのに…、こっちに引っ越してからは自分でもびっくりするくらい和菓子も洋菓子も頻繁に食べるようになった。

ご褒美のバラエティが増えるのは素晴らしいこと、増えゆく体重には目を瞑って。

特に私のおすすめは、サザエの十勝大名おやき。

サザエは北海道にある食品会社でお弁当やおにぎり、和菓子などを販売しているお店だ。
大体のショッピングセンターにはサザエが入っていて、閉店時間が近づくと割引されるのもうれしい。まさに庶民の味方。

サザエ食品株式会社 - 北海道を拠点としたおはぎとおむすびの販売

中でもおやきは店舗で一つ一つ焼き上げたものを食べることができる。

一口目から生地がもちもちしていて、中はしっとり。
隙間なく入ったあんこは豆の香りがしっかりと感じられて、寄り添うような優しい味がやみつきのもと。
価格も100円ほどでとてもリーズナブルだから、買い物帰りにちょっと…とついつい買って帰ってしまうのだ。

個人的にはつぶあんが一番好きだけれど、たまに買うクリームも負けてはいられない。
おやきの皮の中には固めのカスタードがぎっしり。
クリームのなめらかさに合わせて、あれよあれよとおやきがお腹の中に消えていくのだ。

おやきを1つ食べれば小腹は完全に満たされる。
ほんのちょっと罪悪感は生まれるものの食べ終わった満腹感が心地良すぎて、いつも昼寝の誘惑に誘われるがままに10分ほど横になるのだ。（多分これが一時期太った理由だと思う）

ちなみに白いおやきというシリーズもあるのだけれど、私は圧倒的に十勝大名おやき派だ。
白いおやきは生地が十勝大名よりもさらにもちもちでそれはそれでおいしいのだけれど、ここは好みの話になるので割愛する。

最近は夏休み限定で大丸でロコン焼きも売っていた。
味はいつものおやきなのにポケモンになるとどうしてこんなにも購買意欲が掻き立てられてしまうのか。

いや、買わないなんて選択肢がもともとないんだけれども。

これは1つ250円、おやきが2つ買える。

このnoteを読んでくれているあなたもぜひ、北海道に来たらサザエのおやきに手をとってみてほしい。

道民三年目の私が自信を持っておすすめする最高のご褒美です。

ほがらか