かわいいもの探しの旅はどこまでも続く。
私は物心ついたときからかわいいものが好き。
大人になっても、ちいかわやすみっコぐらしのグッズをせっせと集めてコレクションしている。
きっと感性が小学4年生くらいで止まっているのだ。
とは言っても、好きなものは好き。
かわいいものはいつだって私の味方になってくれるのだから。
仕事終わりのある日、偶然本屋で見かけた文庫本があった。
益田ミリさんの『かわいい見聞録』。
表紙の色合いに心惹かれ、その場でパラパラとめくると何やら四コマ漫画の気配。
これはきっと私の思い描く「かわいい」に違いない!とそのままお会計に向かってしまった。
中身はまさにかわいいの詰め合わせ。
益田ミリさんの日常を緩やかに綴った短編のエッセイがずらりと並び、どこからめくってもかわいいに出会える。
まさに至福の時間ったらありゃしない。
特に私が好きだったのは毛玉の話。
冬のセーターやニットにいつの間にか生まれているあの毛玉。
さすがに私も毛玉をかわいいと思うことはできていなかったけれど、この話を読んだあとは少し親近感を覚えてしまった。
かわいいって本当は身近に存在する感情なんだよね、なんて少し感傷に耽りつつ。
わたしのかわいいを少し形にしてみようと思ったのだ。
手始めに私のデスクを撮ってみた。
見渡す限りの作品のオムニバス。
センターを飾るすみっコの子たちやちいかわ、キティちゃん、ポケモンのウールー、右端の後ろの方にはモルカー。
もちろん全員が私の最推しです。
写真フォルダを漁ってみたら数日前のおやつ時間もあった。
コーヒーのお供は長いもの磯辺もち。
たまたまyoutubeショートで作り方が出てきたから見よう見まねで作ったんだっけ。
素朴な味でとてもおいしかった。
そうそう、私のお気に入りのガジェットの8BitDo ZEROも忘れてない。
本来の用途はゲーム用のコントローラーだけど、デジタルイラストの道具(左手デバイス)として愛用している。
初期設定は少し面倒で慣れるのにも時間がかかったけれど、今ではなくてはならない私の創作のパートナーだ。
適当に置いてたまに失くしたりもするけれど、それもまたご愛嬌。
あとは我が家のマスコットキャラクターのもっちゃん。
今年12歳になることもあって少々表情に貫禄がついてきた。
辛いことも悲しいことも嬉しいことも楽しいことも一緒に乗り越えてきてくれたもっちゃん。
持ち前の太々しさとかわいらしさでたくさん長生きしてくれることを切に祈っています。
それにしても、この時はどんな気持ちだったんだろう。
謎は深まるばかり。
世の中にはいろんなかわいいがある。
私の思うかわいいと誰かが思うかわいいが一致しなくても、お互いを尊重できる心のゆとりと感受性があればきっと十分。
めくるめくかわいいの世界。
こういうとき私は人間に生まれてよかったと心から思う。
人間ばんざいっ!
ほがらか
こちらもどうぞ👇