《あの人が居た》とっても恥ずかしかった。
相談窓口は相談窓口ではない。
先日、福祉関係の方に私がパニックを起こすと福祉の相談窓口に電話をしてしまうことをいさめられた。
「アナタの問題は医療にかかれていないこと。
だから医療に電話を掛けなさい」
以前にもこの方には電話で怒鳴られたことがある。
その件もありしばらく距離を置いていたが、またちょくちょくお世話になることがあり、接点を持った。
しかし、私の精神状態は健康とは言えず、また頼るべき医療にまだ辿り着けておらず、相談先も特に決まっていない全て宙ぶらりんの私はパニックを起こすたび「相談窓口」に電話を掛けてしまっていた。
そもそも私は幼い頃から電話が怖く、苦手意識が強い。
まず丁寧語や敬語、謙譲語を上手く使い分けて話さなくては後ろから「引っ叩かれる」環境だったため、上手く話せなかったら…と冷や汗をかきながら電話を掛けたり受けたりしている。
未だに。情けないけど。
今の私の背後には誰もいないのに。
逆に言えば相当追い込まれたり、パニックにならなければ自分から電話など掛けたりするタイプではないのだ。
しかし、
❝福祉の相談窓口というのは今はどの自治体でも人手不足で、窓口以外の仕事をこなしながらやっていることを理解してほしい。
依存先を増やしなさい。❞
と言われた。
そのとおりだと思った。
自分でも依存先は増やしたいのだが(例えば愚痴聞き仲間・ケンカ友達・趣味友など)、人と親しくなりそうなタイミングでお互いの親が勤めている会社が姉妹会社だと解ったり、自分の昔の知り合いの関係者だったりと「身バレ危機」がやってくる。
金銭的な面で連続して転居は難しかったから。
ちょうどそのタイミングで、◯ルカリのハンドメイド品に「〜できますか」「〜に変更できますか」とオーダーみたいな質問がやってきた。
『オーダーは受けておりません』
って注意書きする人がいるけど、こういうことだったのね。
今日は身体が動くから出来るけど…
対応できないときもあるなぁ…😵💫
ただ、自分がきっと福祉窓口に同じことしていた形になるんだろうな…と思うと、ただただ私はうつむくしかなかった。
同時に、私の中にやはり「ハハ」が居るんだと思い知った。
あの人はアチラコチラで大声を張り上げ、ムリを要求し、アチラコチラで出禁を食らっていた。
私は遣う言葉がおっとりしているから出禁を言い渡されたりはしなかった。
しかし、迷惑がられていた事は事実で、もしもエスカレートしていたらハハの二の舞いになっていたのではないか?
そう思うと、ゾワッとするとともに叱られてよかったとも思う。
ただ、今の私にはパニックを起こしたときに相手を慮るところまで頭が回らない気がして、とりあえずスマホに
『Let's 頓服3倍!!
明日まで気絶してなされ!!』
と貼り紙をしようと思う。
実際、今は仕事に就けない状態なので、誰にも迷惑はかからないし…
だいたいは、目が覚めたときにはとりあえず過呼吸やパニックは収まっているから。
(問題を先延ばししているだけだけどね😅)
自分の中に暴君が居る。
悲しい事実だ。
とても気落ちしたし、恥ずかしかった。
そして悲しかった。