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変装グッズがメンタルダウン時に有効だった話。(そこから考えた❝販売するということ❞編)
私の身の回りにあるものは、私自身が感覚過敏であるから自作した服だったり、枕カバーだったり、鼻だけマスクだったり『オリジナル』のものが多いんです。
一時期は、敏感な人に向けたハンドメイドマスクなども試作してみたりしましたが、裏地がシルク100%表地がコットン100%。
肌に張り付かないように中にプラスチックワイヤーを通し、口元に空間を作り………
カラーも優しげな刺激の少ないカラーリングを考えて…
お金も手間も時間もかなり掛かりました。
ちゃんと掛けただけの時間を、お代としていただこうとするとなかりの高額商品になると分かりました。
結局販売はせず、私のマスクコレクションになっただけでした。
先の付け毛ドッキング帽子など本当にラクなので、いわゆる闘病中の方に『これ、いいよ!便利だよ!』とオススメしたくても市販されていなかったり。
実際、医療用ウィッグなどは高価ですしね。
また、作り方を教えてもお裁縫が苦手な方はこの世にたくさんいます。
だから、よく言われるんですよ。
『売れば?』
私も、それは考えるんですよ。
ただ、自分と同じようにお風呂にも入れず苦しんでいる人にある程度の金額の商品売りたくないというか、売れないんですよ。
気持ち的に。
生活しんどい人からお金とれますか?
材料はダイソーなどでも調達できますが、何せ『カツラの細工とお裁縫』ですから手間は掛かります。
時間も掛かります。
掃除も大変。
だけど今の私はそれをボランティアでは出来る状態にない…。
すごくジレンマなんです。
ホントに使うと楽だから!
でも市販されてないから!
わ〜ん、作ってあげたいけど、こっちも生活ギリギリすぎて良心的な価格で作れないの😭
だから、『こういうアイデアがあるよ』ってこうやって記事を書くだけで精一杯。
身体が不自由な人向けの服作りも、自分の手術体験からやってみたことですが、結局『私自身がそもそも助かっとらん』ために全て中途半端で終わってしまったんです。
私がまだ『助けてもらわなくてはならない側』なんです。
だからこそ、
こういったお助けグッズがあればいいのにという発想を持つし、
『こーゆーの作ってみた、便利だった!』と行動できるし、
え?売れって?…こーゆーの必要な人は適正価格で買えるほどお金持ちな人はあまりいないと思うなぁ…
とまで考えてしまう。
だって、自分じゃ適正価格で買えないからダイソーの材料で作ったんだよ?
心療内科通って、ぐったりしている人がお金持ちであることは少ないよ?
ハンドメイドは得意なのですが、どうしても病気や怪我をした『当事者』(当事者目線ではなく本人)が、『当事者』に向けて作ろうとすると非常に大きな葛藤が生まれます。
もちろん、器用な手先を他の層に向けた商品で活かせばいいのですが、どうしてもそこまで情熱は持てないんですよ。
小物作りやアクセサリー作りでは。
作れるけれど、『伝えたいことがない』状態になってしまうんです。
作るのは好きなので、作るんですけど…
やっぱり『辛い、しんどい』が楽になるグッズ 広めたいんですよね。
おんなじようにしんどい思いしてる人に。
精神的健康を損ねたゆえの『見た目のだらしなさ』って本人にとってすごく苦痛なんです。
こんな風にアイデアをココ(note)に書くことしか今はできませんが。
ああ、追記です。
ウィッグやカツラはドン○ホーテみたいなとこのパーティーグッズではなくダイソーやセリアの「若い子のオシャレグッズ」を使用してくださいね。
品質の良さが全然違います。
いまの百均はクオリティすごいですから。
読んでくださった方、
ありがとうございますっ♪