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福祉事業所にも苦情を言うことは必要だ。

クレームではなく、苦情です。


B型施設から配布されている在宅者向け作業用Wi-Fi。
私はコレの不具合の報告を1ヶ月半前から上げていた。
事態が動かず、今月からは画像や動画付きで報告を上げていた。
しかし、いわゆる既読スルー状態で放っておかれた。
仕方ないので月終わり頃には自分のスマホテザリングで作業をしてきたが、今月もなの?
それも限界だった。
相談員さんに『困っているのに返答すらない』と打ち明けた。
『もう、言ってやっていいと思いますよ?
たぶんこれは私が言うより〇〇さんが怒っていることを伝えた方が効果ある話だと思う。
と言うか、B型がどんな場所かもうちょっと彼らも理解しなくてはならないよ』
実は相談員さんの所属先と、このB型は大元のところが繋がっているため、彼女の力もいまひとつ及び切らないところがあるらしい。

ふぅ…

一応、ひと月前にB型にWi-Fiの不具合を報告した際、PCとWi-Fiの実物をスタッフさんに見ていただくという話まで持っていき…
…それが流された。

―――見ても多分ムダなんで〜。


そして、今まで
『原因がわからないので対応出来ません』
をお貫きあそばした。

原因がわからないのは仕方ない。
別にB型スタッフ=SEじゃないからね。
ただ、実物見てないのに、原因わからな〜い。
原因わからないから、対応出来な〜い。

で、『どこまでWi-Fiの件進んでいますか?』
『また今月も私のスマホテザリングで作業になってしまうのですか?』
不安なので問い合わせても

返信なし。


流石に『ないなぁ…ここ』。


我慢の限界だったので、施設長を出すよう電話をで要求し、私は超低音営業ボイスで言った。

『いつもお世話になっております〜
〇〇でございます〜
Wi-Fiの件はどこまでお話が通ってらっしゃるのでしょうか?
何もご返答がいただけないものですから、大変ドキドキしております〜
ええ!はい!確認の電話でございます〜!
はい〜、不安になっております!!
はい、左様でございますか、お聞きにはなってみえるのですね!
お忙しい中お電話出ていただいて申し訳ありません。
失礼いたします〜!!』

知ってはいたか!!

…くっ!!
それでも怒りが収まらなかった私は、相談員さんに報告したのであった。

『聞いてくださってありがとうございます!
ホントは❝そちらからライン登録してくれとか言っときながら、作業機器の不具合の報告何件もスルーして何考えとんじゃぁっ?!❞って思っていましたけど。
あの感じでは本当に報告が上に上がってない可能性もゼロではなかったので、❝ドキドキしてます!不安です!❞にとどめました…声色はかなりドス効いちゃってたでしょうけど…あんまり怒ったことないから…怒ったあとの罪悪感と、まだ収まらない❝ナメとんのか!❞が混じってます…
とりあえず、一週間だけはB型さんのラインブロックさせていただきます…これ以上イライラしても埒あかないんで』

『怒りに任せて大声出したりしないところはホントすごいよね。
でもさ、次のモニタリングでそれ言っていいよ。
そもそも利用者さんが安心して作業できないのは問題だし、連絡がスムーズにいかないのはマズい。
作業に必要な道具がうまく作動しないと不安になるのは当たり前じゃない。
〇〇さんが怒っている理由と、次からは作業に関わる相談にはちゃんと返事をすること、相談内容の進捗状況を教えてくれること、この2点をお願いすることは可能でしょうか?って訊いてやってください。
この辺の言い回しは〇〇さんに任せます、上手いから(笑)。
そこで可能ですって言われたら、すぐ私に連絡してください。
❝今後はそのように対応してくださるとのこと、〇〇さん安心してました〜相談員のワタクシ△△も安堵しております〜よろしくお願いします〜❞って確認電話と書面送っとくから』

私はどういう風に言えば私の不安や怒りが伝わるのか、何度もメモに書き出して、

怒り

その原因は不安にさせられたこと

不安

連絡をスルーされて、Wi-Fiの件がまた無視されていくのではないかと余計に不安になった

不安

自分のテザリングで作業を続けるのは金銭的負担も出てくるという意味だから

それは不安ではなく『困ること』だったから


せめて、返事をしてほしい

細かい進捗は伝えている時間がないかも知れない

ただ、担当者に話しておきますとか、✕✕さんに伝えておきますとか、一言でいい



後日、私はまとめたメモの中身をちゃんとゆっくりスタッフさんに丁寧にお話した。

お願いごと2点は可能と答えてくれた。

社内での連絡ルールも作るとのことだ。




それから一週間弱。

事態は動き、施設長が新しいWi-Fiを私のマンションポストに入れておいてくれるとのこと。

(男性を上げるわけにはいかないため、ポスト投函という形だ)


『実はWi-Fiはレンタル品でしかも2年縛りだから〇〇さんとこのを返してもらっても、我々もレンタル会社に返せないんですよ。
だから、なんともならなくて…

だからもう1台持っててください』


へぇ…そうだったんですか。
だけど、動いてくださったのは良いことだから、お礼のメッセージを送り、私はポストを開けた。



裸のWi-Fiとコードが入っていた。

てっきりスーパーのビニール袋くらいには入れるかなぁと思っていたので、面食らった。


え…、レンタルって言ってたよね?
借り物をこんなゾンザイに扱うの?

マンションのポストってほぼ屋外だし…
さすがにポストの中って水拭きとかしないし、砂利だって入るしさ…


四隅が黒ずんだ機器を私はキッチンペーパーで拭いてやった。


なんだか、もう感覚が違うんだと思った。


『やっと動いてもらえた、ありがとう!』
の気持ちが一瞬でスッとひいた。

(イヤミ電話の報復だったのかもね)

なんだかWi-Fiが可哀想にすら思えた。


馬鹿らしく思えた。


ねぇ、スタッフさんたちって
一応、あまり社会と接点を持てなかった障害者に社会のルールを教える役割も持ってるんじゃないの?

接客業を経たあとの障害者にはルーズなB型がひどく『世間知らず』に思えた。

これ…取引先にも裸で渡すんか?

取引先にも既読スルー連発するんか?

福祉事業じゃなかったらとっくに潰れてる。





こちらのB型は通所タイプも持っている。
お忙しいのは理解できる。

私…在宅タイプでよかった。

あまり接点持たなくていいから。


本当は文句なんか言いたくない。


PC設置のときといい、なんか…おかしい。



関わりたくないけど、生活のためと割り切って。




新しいクリニックの予約電話を掛けたり、忙しく心が動いた日だった。


疲れた(笑)。




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