近くに住んでいた遠い子。
◎昨年?引っ越した若い子
先月だったか、先々月だったか。
ご近所さんがご町内に住んでいたという若い女の子(と言っても成人だが)が引っ越したと話していた。
何でも、同居していた彼氏を乗り換えてコッソリ逃げ出したそうな。
ご近所さん曰く
「〇〇(私)と障害等級一緒なんだけどね…
本当に幼くて誰かに依存しなきゃ生きられない子なんだよね…
なんで〇〇はひとりで生きていく強さがあるのに、あの子は強くなれなかったんだろう」
等級が同じだってだけでは何とも言えないが、話を聞く限り彼女もネグレクト(一種の虐待)被害者らしかった。
私が思うにその若い子は彼氏に飼われていたのだと思う。
だが、彼女も「飼われている状態を選んでいた」と思う。
だから、同居していた彼氏とケンカして別の男をネットで見つけて、依存先を変えただけ。
そのままその男性に迎えに来てもらって大都会に行ったそうな。
その様子を見たご近所さんたちはビックリ。
どう見ても「おじいちゃんと孫娘」だったらしい…
◎年金は❝取りに行く❞もの!!
私と障害等級が一緒で、なおかつ言動などが幼いのなら「障害年金」を受け取るべく動き出せば話の進み具合は速かったはずだ。
だけど、そういったアクションも起こさなかったらしい。
誰かに依存するしか頭になかったそうだ。
言っておくが、医者が『診断書書きません』と言ってくるなら別の医師を探せばいいだけだ。
日本に医師は一人ではない。
そもそも、医師から攻めるのではなく、社労士さんをあたってみるところから始めたっていいのだ。
むしろ、「年金面では」効率が良い。
餅は餅屋だからね。
むしろ、社労士さんの方が年金に関してはプロ中のプロなんだから、医者なんかよりずっと頼りになる。
金儲け主義の社労士さんもいるから、そこはじっくり見極めて、頼りになる方を探し出すのだ!!
私はまず一対一で社労士さんにあたりに行った。
(基本私は仕事探しでもなんでも「千と千尋の神隠し作戦」を展開する。アポ取りしてどんどん対面であたっていくのだ。)
その若い子は親に恵まれずネグレクトされていたそうだ。
だからこそ、強くなって欲しかったな…。
私は面識はなかったけれど、彼氏に飼われると言うことは、親に飼われるのと変わらないと気づいて欲しかった。
「お金と引き換えに要求される」
ほら一緒だろう。
その若い子はゴミだらけの汚い部屋から汚い格好のまま…おじいちゃんに連れられて大都会へ出て行った。
誰もその後を知らない。
ゴミだらけの部屋には、大量のゴミが残されたまま…怒り狂った彼氏も残された。
しかし彼はすぐにゴミ部屋を引き払ったらしい。
彼も「女を飼っている」つもりだったのだろう。
そういう男は常に「飼える女」を選ぶからだ。
……私も…悔しいが覚えがある。
依存心の塊みたいな若い子だったと聞いているが、たぶんその子は相手をとっかえひっかえして依存して生きていく。
私だって障害年金をラクに得たわけじゃない。
自分で動いて、力になってくださる方を探し出して得たのだ。
手術と同時進行で、我ながらよくやったものだ。
私が障害認定されたのはずいぶん昔だが、年金はホントに割と最近の話である。
実は制度をよく知らなかったのだ。
自分に家族はじめ「力」や「味方」が無いのなら、自分で探すしかないじゃないか。
生きる糧は自力で走り回って力ずくで得て、そこから治療へ突き進むしかない。
治療に取り組むには「生活基盤が必要」だったのだ…。
◎人生いろいろ、医師もいろいろ
年金の診断書は書くのが面倒なため、嫌がる医師も多いし、診断書料を家賃くらいとるバカ医者もいる。
病気で働く力が無くなってしまったので助けを乞うている患者から❝家賃くらい❞とるバカ医者の話を聞いたときはホントに呆れ返った。
医師がみんな年金に対して好印象を持っているわけじゃないから、「助かりたいなら、自分の足で助かりに行くしかない」。
障害年金を「甘やかし」と捉えている医師もいるが、実際のところは金銭面の不安から治療を続けられない患者だっている。
医師という生き物はキホン金持ちなので
「…お金ってボクよくわかんないんだよね…」
なんてお坊ちゃま医者もいるため……
探すしかないんだよ!!
マトモな医者をぉお!!!!
「ダメって言われたから」で諦めちゃホントにダメなんだよ。
制度は利用するために自力で走り回ったヤツが利用するんだよ!!
おじいちゃんに連れられ大都会へ行った若い子。
崩壊した家庭に育ち、心を病まい、弱ってしまうのは解るよ。
だけどね、自分の足で助かりに行かなきゃ、いつまで経っても変われないんだよ?
飼われたままで。
同じご町内にいたのに遠かった子。
近くて遠かった子。
◎その若い子に言いたかったこと
助かりたいなら、助かりに行くしかないんだよ。
這ってでも助かりに行くしかないんだよ。
糞尿まみれで放置されていた私が言うんだ、助かれるさ。
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