誤解のないように。
こんなに私の中に「声を大にして言いたいこと」がたくさんあるなんて…と、驚いています。
自分で(笑)。
私は「毒親」そのものを“ぶっ潰したい”わけではないのです。
毒親育ちはどうしても人間不信になりやすくなります。
不眠や精神疾患を引き起こすことも珍しくありません。
人間関係の構築がすごく下手っぴぃで、どうしたって「引け目」を感じて生きていくことが多い…そう思っています。
友達をつくるのも、恋人をつくるのも、就職するのも、健康的な人とは苦労の種類が違ってきます。
だって、まず「普通」と呼ばれるレベルまでよじ登ってからスタートしなきゃいけないんですもの。
(私の場合は)
「私なんかと話してくださるの?」という超低姿勢モードの矯正から始めるんですよ。
信じられないって笑われるけど、(おちびの頃から)罵声を浴びせられて育つと「あるあるなパターン」じゃないでしょうか?
私は誰かに自分と同じ目に遭ってほしくない。
だから、私は逃げようと決意しました。
酷い目に遭っているときって、トゲトゲになっちゃうんです。
自分が。
自分がリラックスできないと、ひとにトゲトゲを感染(うつ)してしまうんです。
これは毒親とかカンケーなく、人間関係はそんなものだと思います。
自分のトゲトゲが誰かのトゲトゲになって、そのトゲトゲが不幸なおちびをどん底に突き落とすかもしれません。
ありませんか?
職場の同僚が自分に八つ当たりしてきたもんだから、家で「キーッ」ってなって枕ぶっ叩いちゃったり。
いや、枕ならいいけれど。
「これ、子供(おちび)がいる家庭だったら…」
そう思うとゾッとします。
叩かないようにするのは当然ですが、そんなに人間は強くない。
……毒親そのものを叩いても(断罪しても)、変わらないと思うんです。
叩き潰したいのも解るし、
「くーっ!パンチ喰らわしてぇ!」
と思っています(笑)。
叩いたところで、たぶん永遠に彼らには理解が及ばないでしょう。
だったら、自分がトゲトゲにならない方法を手に入れたい。
そんな風に思うのです。
逃げるのってさ、当たり前じゃないかなぁ。
すずめだって猫が襲ってきたら、逃げるじゃない。
食べられそうになったら逃げる。
すずめはズルいかなぁ…?
猫と戦ったら食べられちゃうじゃん。
もし、私自身が逃げ切れて、この地球から「トゲトゲ」が一つ減ったら、叩かれる子が一人減るかも知れない。
そう思ってるから、ダメでも選考書類を必死で書くし、面接も受け続けられる。
叩かれる子が減るかも、なんて「自分を奮い立たせるこじつけ」だよなぁ…
いいや、動機付けだ!
そういうことにしておきます。
それに私だってリラックスできる場所がほしい。
逃げるのはズルくないよ!
逃げられるなら逃げよう!
(逃げられない環境の方もいると体感しているので、逃げられる"なら"と書きました)
自分がそう思うようになったので、文章にしています。
逃げ切ったら、また文章にします。
記念に。