いま所有しているレンズたちを紹介していくよ。
ここ2年程はコロコロちゃんで外を出歩けないのに反してレンズの数はどんどん増えていく有様。
今回は執筆時点で持っているレンズについて順不同で語っていこうと思う、戒めも込めて。
今年手放したレンズについてもその内書きたいな(たぶん書かない)
Distagon 35mm T* F1.4 ZM
屋内で撮ったり外の景色も撮るかなーって時に持ち出す筆頭レンズ兼1番センターみたいなポジション。
子ども3人を画角に収めようとすると私にとっては35mmくらいがちょうどいいかなってのもある。
開放付近で撮れば十分すぎる程のボケも得られるのでとても表現の幅が広い。それでいて手持ちのMマウントレンズの中で1番現代的な写りをしてくれて安心感がある。
迷ったらこれ、みたいな。
Summaron 35mm F3.5
今あるレンズの中で最もコンパクトな2番セカンドみたいな。
最初はα7RⅢにAFが使えるアダプターLM-EA7を装着していたけど相性が悪くて全く良い写真が撮れなかったんだけど、MFで使う様になってから印象が変わったレンズ。
これがオールドレンズなの?と思ってしまうくらい本当にしっかり写る。
逆に良く写りすぎるが故に凡庸に感じてしまう人もいるかも知れないけど、70年以上も前に設計されたレンズが普通に使えてしまうことにこのレンズの凄みや歴史の重みを感じる。
もちろん昔のレンズなので撮り方によってはフレアも出るけどただただ楽しい。
通な人は同じ年代に作られたElmar 35mm f3.5であったり八枚玉のSummicron 35mm F2を選ぶのかも知れないけど私はこれで良い、これが良い。
NOKTON classic 40mm F1.4 & M-Rokkor 40mm F2
どちらもコロンとしててかわいい。
この2つを気分で使い分けるだけで十分な気もするのについついレンズが増えちゃう不思議。
こちらは最近記事にしてたからそっちを読んでみてほしい、雑にまとめてごめんよ…。
FE 28-60mm F4-5.6
屋外で使う分にはこれ1本でも問題ないんだけどズームレンズの使い方が下手なので気付くと広角端と望遠端しか使ってないみたいな所ある。
心の拠り所というか保険。
Makro-Planar T* 2/50
見た目、写り、使い勝手(MFだけど…)三拍子揃った不動のエース。
α7Cにカメラを変えてからバランスが少し悪くて持ち出す機会が減ったけどブツ撮りする時にとても重宝してる。
電子接点のないMFレンズで撮っていることも多く、撮影データを見てもレンズ名が載ってないので「何で撮ったっけ?」となることも多いけど、マクロプラナーで撮った写真は見間違えない。
このレンズでしか描けない世界があるので、カメラで写真を撮ることを嫌いにならない限りは私の手元に置いてあるでしょう。
Summicron 50mm f/2
「ズミクロンを使うために写真を撮る」
手に入れた今ならその気持ちが分かる気がする。
ハイライトが滲む描写が良いとか言い出すと(レンズ沼的に)ヤバい人だなって思っているんだけど、このレンズを絞り開放&逆光で撮ると然もありなんだ。
一方F4まで絞って撮ると今どきの単焦点レンズと比較しても負けないくらいの解像感を得られる。
この隙のある感じがなんというか人間的でいいなって感じてて、最近は好んで使っている3番ショート的ポジション。
私の個体はヘリコイドが硬めなのでお金掛けてオーバーホールしようかな、というくらいには気に入っているけど修理料金高いのかなライカこわい。
さきほど紹介したズマロンも含め、使う前はライカのレンズなんて他のレンズとそんなに変わらないでしょ?って思っていた。
思っていたんだけど、実際に使うとLeicaのレンズに対する思想は古いレンズなのにいや、むしろ古いからこそその哲学のようなものがすごく伝わってくる。
いきなり初手でライカのレンズを使ったら理解できなかったはずなので、思えばレンズ沼という道のりも遠くまで来たものだ…と感慨深い気持ちになる。
とはいえライカ沼にズブズブするつもりは一切ないのでこれで私のライカレンズは終わりです。
SUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPH ほしい。
SIGMA 85mm F1.4 DG DN
単焦点レンズの抜けの良さというものをとても感じられる4番サード。
F1.4でこのレンズと同等以上の写りとコンパクトさを両立するレンズが今後登場するのだろうかと世の中のレンズ設計者の方を心配してしまうくらいには飛び抜けたレンズだと思う。
このレンズの描写とサイズ感(もっと小さくても一向に構わない)を維持した50mm F1.4 DG DNが登場するのを心待ちにしている。
SIGMAさん、今年は創業60周年ということでここは標準単焦点レンズお願いします。既に発売している45mmと65mmの中間ということで55mmでも全く問題ありませんので何卒。
Makro-Planar T* 2/100
Makro-Planar T* 2/50があるとどうしてもそちらを使ってしまうので控えに甘んじている代打の切り札。
今年は全く出番がなかったけど、最近NikonのNew FM2というフィルムカメラも購入したので付けっぱなしにしておこうかな。
重いかな…。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
防湿庫で存在感を放っている超望遠レンズ兼8番ライト(バズーカ)
もう少し持ち出す機会を増やすために筋肉を付けたい。
せっかく手に入れたので今年の冬は地獄谷まで通ってスノーモンキー写真家にでもなろうかと思ってる。
まとめ
1 中 Distagon 35mm T* F1.4 ZM
2 二 Summaron 35mm F3.5
3 遊 Summicron 50mm f/2
4 三 SIGMA 85mm F1.4 DG DN
5 一 M-Rokkor 40mm F2
6 左 NOKTON classic 40mm F1.4
7 捕 FE 28-60mm F4-5.6
8 右 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
9 投 Makro-Planar T* 2/50
代 Makro-Planar T* 2/100
つよい。
あとから1年を振り返ろうとするとMFレンズが多くてどの写真がどのレンズか分からなくなるので、来年からはフォルダ分けした時にレンズの情報も入れておこうと誓った…。
来年は(も?)ガラッと機材が入れ替わりそうな予感がするけど、仲良くして頂けると幸いです。
それでは。
カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021の記事です
【1st Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021
【2nd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021
この記事は「カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2021」の1st Rollの2日目でした。
昨日は京都のやり手仕立て屋のブラウンさんのイキってない写真の記事(改めて紹介されると恥ずかしい…///)
明日はシュンスケさんのカメラとかオーディオインターフェースの記事