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月刊 さわいはじめ 2024年9月
11月になってしまいましたが、書き留めずに無かったことになってしまうよりはマシなはずなので、即時性とかそんなことは気にせず投稿しておきます。
■ 仕事
【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】
TVステーション19号(9月11日・水発売)
▽ 夏ドラマ最終回大予想
「ブラックペアン シーズン2」
▽ CM調査隊が行く!
(ソフトバンク「ペイトク」/中居正広、令和ロマン)
(P&G「ジョイ」/山里亮太、杉浦太陽、池田美優)
TVステーション20号(9月25日・水発売)
▽ 秋ドラマ相関図
「モンスター」
「ライオンの隠れ家」
「無能の鷹」
▽ まだある! 新番組! 秋の改編NEWS
「ヒロシの心霊キャンプ」(ヒロシさん インタビュー記事)
▽ CM調査隊が行く!
(サントリー「サントリー生ビール」/山﨑賢人、岡部たかし、菅井友香)
(日清「日清ラ王」/広瀬アリス、IKKO)
(ブルボン「ルマンド」/中村倫也、宮世琉弥)
ダ・ヴィンチ 10月号(9月6日・火発売)
▽ 特集「お笑いトーク大解剖」
お笑い好きライターが語る、このトークに魅せられた!
(座談会進行、語り手として参加)
▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
ロッチ インタビュー記事
DVD「ロッチ単独ライブ『アポロッチ19号』」について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
雑談のプロ 桜林直子さん インタビュー記事
▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
Fujisan.co.jp 神谷アントニオさん インタビュー記事
◆ 執筆&取材 はみだしメモ
ダ・ヴィンチ「お笑いトーク大解剖」という、芸人さんたちの「トーク」に焦点を当てた特集企画の中で、お笑い好きライターによる座談会が企画され、その進行役とお笑い好きライターの一人として参加させていただきました。気がつけば10年以上、毎月のようにダ・ヴィンチでお笑い芸人さんのインタビュー記事を書かせていただいているので、ある意味「本誌代表」のような立場。身に余る光栄であると同時に、気を引き締めて座談会に臨ませていただきました。
発売中のダ・ヴィンチ10月号「お笑いトーク大解剖」という特集の中で、お笑い好きライターとして座談会に参加し、芸人さんたちのトークの素晴らしさについて語らせてもらいました。同席した皆さんの熱量もすごかった! 座談会の進行と記事執筆も担当したのですが、文字数が足りずまいりました、笑。 pic.twitter.com/6dVyCrW0eg
— 澤井 一 (@HAJIME73) September 13, 2024
他の参加者はQuick Japanの副編集長・山本大樹さん、フリーで活躍して数々の芸人本を手がける佐々木笑さん。「そんな猛者たちと自分なんかが渡り合える?」と不安でしたが、蓋を開けてみれば、お笑いを好きなもの同士で話が盛り上がり、あっという間に予定時間いっぱいに。
今回座談会に参加してみて分かったことがひとつありました。それは、現在51歳の私が、ダウンタウン登場以前のお笑いシーンを体感してきたのが若いお笑いファンの方たちと比べた際の強みだということ。松本人志さんや、その影響をうけた芸人さんたちが、いまにつながるお笑いシーンの大枠を築き上げる過程をテレビっ子として目撃し、それなりに自分の言葉で語れるのだと気づけたのはとても有意義でした。
■ 趣味、気付きや学び
【音楽活動】
▽ 所属しているサンバチーム「サウーヂ」の打楽器隊メンバーとして、浅草サンバカーニバルに出場しました。スルドモーという楽器を担当しています。意外に知られていないのですが、浅草サンバカーニバルは「コンテスト形式」で開催されていて、出場チームに順位が付きます。1部リーグ最下位になると2部リーグに降格、2部で優勝すれば1部に昇格というレギュレーションなので、出場チームはガチです。結果は準優勝、5大会連続準優勝。結果はともかく、納得のいく演奏ができたので個人的には満足です!
▽ 浅草サンバカーニバルの翌週、横浜・野毛で開催された「野毛フェス2024」にもサンバチームの一員として出演しました。こちらは、商店街のお祭りの盛り上げ役。順位を競うカーニバルとは違って、リラックスして演奏できました。
きのうはこちらに出てました。楽しかったー! https://t.co/Nyi9dJbPNa
— 澤井 一 (@HAJIME73) September 22, 2024
▽ サンバ系のお友達、ひろたんが企画してくれたパゴーヂに参加させていただきました。会場はParaiso Brasil Yokohama(横浜市鶴見区)。普段のサンバはサウーヂのメンバーとの絡みばかりですが、今回は他のチームのメンバーさんや、チーム無所属な方も多く、私としてはあまり出しゃばらないように気を付けながらパンデイロを。みなさんとお話してみると、共通の知り合いがいる方も多くて、気が付いたらいろんな人たちと仲良くなることができました。音楽が人と人をつないでくれるのだと、改めて実感できた一日でした。
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▽ 弾き語りミュージシャンとしてももぬかりなく活動を。9月26日に、三線奏者でもある妻・まちゃが開催した、沖縄文化をテーマにした参加型イベント「明神町 de Okinawan Night」にて、オープンマイクコーナーに出演しオリジナル曲を演奏させていただきました。沖縄には縁もゆかりもない曲を演奏してしまい、申し訳なかったのですが、顔なじみのお客さんたちからの「ぜひ」という声に甘えて3曲お披露目。たっぷり演奏できる自分のライブと違って、3曲となると「どれを演奏しようか」と悩ましかったです。結局のところ「八王子ブギウギ」「きみのために僕は祈る」「大和田橋を渡る」を演奏しました。
【2024年9月の見たり聞いたり】
▽ 前述した、まちゃ主催のイベント「明神町 de Okinawan Night」の本編もなかなか興味深い内容でした。まちゃは、1年前から開催していたマンスリーライブを一区切りさせ、今後はライブとイベントを毎月交互に開催していく予定とのこと。その第1回目として「沖縄三線が出てくる映画」をテーマに、作品紹介や関連情報のトークを聞かせてくれました。「この映画で三線を引いているあの人は、実はすごい人なんですよ」「このシーンであの曲を演奏しているのはこんな深い理由があるんです」などなど、琉球三線に詳しいからこその興味深いトークがいくつも飛び出し、楽しいイベントでした。今後も沖縄の食、お笑い、出版……などなど、様々なジャンルをテーマにイベントを企画していくとのこと。
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▽ 9月16日には、三線奏者の妻・まちゃが所属している琉球民謡協会関東支部の発表会を見てきました。発表会冒頭では、関東支部メンバー約160人が勢ぞろいして全員で演奏を。三線奏者がひな壇にズラリを並ぶ光景は圧巻でした。個人的に顔なじみでもある、まちゃの稽古仲間さんたちが、緊張した面持ちで本番に臨む姿も素敵でした。
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▽ NETFLIXで公開された「極悪女王」を見ました。「話題になっているみたいだし、とりあえず1~2話見てみるか」と見始めたら、結果、全5話を一気に見てしまいました。
プロレスは、初代タイガーマスクが大人気だった1980年代初頭にテレビにかじりつくように見ていました。女子プロレスは、テレビで放送されていればチラ見する程度でしたが、「極悪女王」に登場するレスラーたちの試合は、当時リアルタイムでテレビ観戦していまいた。当時の記憶はおぼろげかつ断片的ですし、女子プロレスにのめり込んでいた意識はありませんでした。しかし、こうして実話をベースにしたドラマとして見てみると、結構覚えていることも多く、「あれ、俺って女子プロ好きだったのかも?」という感覚に。
なんて言ったら、本当にガチな女子プロレスファンの方からは怒られてしまいそうですが、子供時代に見聞きしていたからこそ、無意識に血肉に沁み込んでいるような……そんな事実に気づかされました。「そういえば1歳年上のいとこのお姉ちゃんの部屋にクラッシュギャルズのポスターが張ってあったなぁ」と記憶の扉が開いたりも。
興奮度が高すぎて語り出すと長くなるので、感動したポイントのワードを羅列すると、剛力彩芽さん、マリーマリーえびちゃん、水野絵梨奈さん、当時リアルタイムで見ていた夕焼けニャンニャンのダンプ松本さん乱入シーン、ドラマ「毎度おさわがせします」の撮影現場、フィクションならではの「ブック」というギミック、そういえば子供の頃デビル雅美さん好きだった、レスラーたちを翻弄する松永兄弟の存在、などなど。
そして近頃は、ブル中野さんのYouTubeチャンネル、ジャガー横田さんのYouTubeチャンネルを見まくっています。2人ともお話が面白い。
物語としての面白さ、役者さんたちの体を張った熱演、懐かしさ、YouTubeで当事者たちが語るドラマには描かれなかった真実など、いろんな角度から楽しめる「極悪女王」に思いっきり心を持っていかれました。
▽ 相変わらず、さらば青春の光のYouTubeチャンネルが面白い。地方競馬の単勝馬券を全部買って芸人さんに配り、誰が当たり馬券を持っているかを『人狼方式』で探り合う「馬狼」なる人気企画が、馬場不良によって中止になり、その代わりに急遽スタートしたゲーム企画(?)が神展開に。と、書いてはみましたが、この面白さは動画を実際に見なければわからないかもしれません。芸人さんたちの機転、企画力、何事も思いっきり楽しもうとする姿勢、奇跡、意地汚さや欲望といった人間味などが入り混じったほぼノーカットで進む筋書きのないドラマ。これは笑いました。
▽ 取材仕事の絡みで、東京で限定公演されていた吉本新喜劇を初鑑賞させていただきました。新喜劇を見るのはこれが人生で初めて。関西では「土曜日のお昼はテレビで新喜劇を見る」と聞いてはいるものの、関東育ちのわたしにとって、正直なところ吉本新喜劇の何が面白いのか理解できない印象でした。しかし、生で見てイメージが一転。「これは面白い、ぜひまた生で見たい!」という印象に変わりました。
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関東圏のテレビで放送される新喜劇は、オチの部分を切り取った映像が中心です。でも実際には「演劇公演」ならではの段積みや畳み掛けのなかで、次々に「お約束」が繰り出されていきます。そこに役者さんたちの熱演やアドリブが加わっていき、なおかつ、お客さんたちが放つ「この時間を楽しむぞ!」という前のめりな空気感もプラスに作用して、会場にいるだけでワクワクできる感覚がありました。見終わった後は、テーマパークを丸1日満喫したかのような満足感。身の回りの「吉本新喜劇ってどうなの?」と思っている人に「ぜひとも!」とおすすめしたい気分になりました。
▽ 伝説のお笑い番組「内村プロデュース」が一夜限りの復活。昔と変わらない番組の作りに、いま活躍している芸人さんたちが登場する展開が、お笑い好きとしてはうれしかったです。また、有吉弘行さんの猫男爵、温泉企画に出没する玉職人、大喜利で良回答が出た際の内村光良さんの「1ポイーント!」の叫びなど、内Pならではの懐かしいお約束の数々も健在。何度も声を出して笑いました。面白い上にノスタルジックでエモいという不思議な感覚に。また時々特番を!
▽ 毎回楽しみな「都市ボーイズ生配信ライブ」を視聴しました。テレビはもちろん、YouTubeでも話せない内容が飛び出す有料配信。都市ボーイズさんも、ゲストの村田らむさんも、実体験や取材で入手した聞いたことのない奇妙な話がバンバン語っていました。レギュラー出演者の島田秀平さんも、手相鑑定や通販番組とは違う身を切る系のアブナイ話を。
視聴中はひたすらゾクゾクするものの、しばらくすると「なんの話ししてたっけ?」と覚えてなかったりもして、そのあんばいもちょうど良い? 今回も堪能させていただきました。
エピローグ
9月のことをまとめ終えて、さっさと10月のことをまとめにかかりたいわけですが、10月最大トピックである弾き語りツーマンライブ「明神町ダービー」が、いまやすっかり遠い昔のような気分です。あっという間に時間が流れていきます。
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今後は、12月13日(金)に弾き語りソロライブ、12月29日(日)にドマに縁のあるミュージシャンが集まる年末企画「ドマフェス」で何かしらライブ、1月11日(土)はひょんなことから出演が決まった吉祥寺シルバーエレファントでのコピバンイベントでBOØWYのコピー(ベース担当)、2月にはりゅうくんとの「明神町ダービー」第2弾も企画中。
音楽活動を頑張りつつ当然お仕事も頑張ります! ダ・ヴィンチの「お笑いトーク大解剖」のような企画にまた携われるように、日々のインプットも大事にしながら。
仕事も、音楽活動も、結局自分自身が「面白いヤツ」であり続けることが大事なのではないかと、そんな風に考えています。