月刊 さわいはじめ 2024年1月
1月2日の夜に「あれ、なんだか風邪っぽいかも」と思い、早めにかぜ薬を飲んだものの症状が悪化。熱やダルさはないけれど、咳と声がれが止まらない状況が1か月ほど続き、20024年1月は「どうしても」な用事以外は外出せず、比較的静かに過ごしました。とはいえ、仕事で徹夜しなければならない日が度々あり、「若い頃ならお高いリポDで乗り切れたのに……」と、体力の低下を実感することに。今年3月で51歳。「無理するんじゃねーぞ」という、自分のカラダからのメッセージを受け取ったのだと、そう思うことにしました。さて、そんななか、何があったのかを振り返ってみます。
■ 仕事
【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】
TVステーション2号(1月10日・水発売)
▽冬ドラ 推しキャラ大分析
「グレイトギフト」
「不適切にもほどがある!」
▽ CM調査隊が行く!
(アトラス「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」 / 川口春奈、志尊淳)
(日本郵便 / 長谷川忍[シソンヌ])
(J:COM / 吉高由里子)
TVステーション3号(1月24日・水発売)
▽ CM調査隊が行く!
(日本マクドナルド / 広瀬すず、ナイツ)
(ソフトバンク / 反町隆史、黒川想矢)
(SBI損保 / 芦田愛菜)
ダ・ヴィンチ2月号(1月6日・土発売)
▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
東京ホテイソン
第3回単独公演「銀鼠」について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
平安時代の王朝文学研究者 川村裕子さん インタビュー記事
「今年の大河ドラマがもっと楽しくなる!『源氏物語』にまつわる本10選」▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
BookLive 遠藤雄介さん、書店員すず木さん インタビュー記事
◆ 執筆&取材 はみだしメモ
ダ・ヴィンチの「お笑い」ページで取材させていただいた東京ホテイソンさん。取材が決まる前から、YouTubeチャンネルの登録をさせていただいていた芸人さんで、シンプルにファンなのでお会いできてうれしかったです。個人的に大好きなのは、ワンピース読んだ事ない男の考察シリーズ という一連の動画。漫画「ワンピース」未体験のたけるさんが、コミックスを読み進め、キリのいいところで展開予測をしていくというシリーズ企画なのですが、先がどうなるか知っている者からすると非常に興味深い考察が続きます。思わず笑ってしまう考察も多い一方で、キレッキレの鋭い考察もあり、「すごいところに気が付くもんだな」と驚かされてきました。
取材時、おふたりに「ワンピース考察動画のファンだ」と伝えると、たけるさんは「僕、考察とか分析は割と得意なんですよ。お笑いは難しいから自分には向いてない」と。ショーゴさんは「はい、東京ホテイソン終了でーす(笑)」と語って、われわれ取材班を笑わせてくれました。
【引き続き、合唱祭動画の編集をしていました!】
昨年暮れから、知人づてに紹介していただいた業者さんからの依頼を受け、中学校の合唱祭の動画編集をさせていただきました。在宅ワークでの副業。使用ソフトはAdobe Premiere Proです。仕事があるのは2月までなので、3月以降、動画編集のお仕事があったらお声掛けください。極端に難しいことはできませんが。
■ 趣味、気付きや学び
【音楽活動】
◆ 所属しているサンバチーム「サウーヂ」の打楽器隊のメンバーとして、チームが主催したイベント「Calnaval da Sala Vol.28」に出演させていただきました。選抜メンバーによる60分越えのサンバショー、ほぼノンストップのパフォーマンス。本番までの準備、練習も含め、濃厚な時間を過ごすことができました。体力的にはかなりキツかったですが、たくさんの人から「よかったよ!」と声をかけていただき、とてもありがたかったです。
◆ 地元の仲間と活動している、歌謡曲とロック、ときどきサンバなアコースティック楽団「アサード・アサカワ」は、新曲のレパートリーを大幅追加。また、これまで演奏していた曲のアレンジ見直しも。地元の先輩姐さん・荒井由実の名曲「ルージュの伝言」には「なんちゃってドゥーワップ」なコーラス追加を検討中。自分たち流のアレンジを考えて、それが形になっていくプロセスがすこぶる楽しいです。
【2024年1月の見たり聞いたり】
◆ 琉球唄三線の演奏家として活動している妻、まちゃのマンスリーライブ「明神町de唄三線」を1月も見に行きました。毎月、他ジャンルのミュージシャンとのコラボ企画が興味深いのですが、この日はパーカッションのプロ奏者でライブ会場「DOMA」のマスターでもある廣井さんと、そのお弟子さんのまりっぺが演奏するガーナ太鼓「パンロゴ」とアンサンブルを。
日本でも知られるガーナ民謡「チェッコリ」をダンスのレクチャー付きで披露したり、アップテンポなポップスのカバーが飛び出したり。普段以上にアグレッシブなライブが繰り広げられました。過去のライブを見ている廣井さんはまちゃの力量を把握しており、また、まりっぺはパフォーマーとしてのポテンシャルが高いこともあって、まちゃも力を出し切れていたように見えました。
◆ 前述の通り、副業で合唱祭の動画編集を手掛けているのですが、合唱祭のステージで演劇部による発表が行われる学校もあります。その編集も一緒に引き受けることになるのですが、そんななか、1月中に編集したある中学校の演劇部による舞台発表が、個人的にものすごく胸に刺さりました。中学3年生の卒業までの「なんてことない日々」を淡々と描いていく物語。部員のオリジナル脚本の可能性もあるため、勝手にタイトルや詳細を書き残せないのが残念ですが、「なんてことない」からこそのリアリティに心をつかまれる。
女子生徒3人が学校帰りの曲がり角で2人と1人に別れる場面では、1人になった子は「いつかは私たちも別々の道を歩く。いまは私だけが別の道から帰る。でも、きょうはあの子たちがうらやましい。同じ帰り道は、少しだけ友達でいられる時間を伸ばしてくれるような気がする」と。そして空に向かって静かに両手をかざしUFOを呼ぶポーズーー。
私にも経験があるのだが、中学生はUFOを呼ぼうとしがちだ。人生の岐路と友情、疎外感、そして現れないUFO。一見何の脈絡もないように思えるが、自分としては「あ、この感覚わかる」という印象で、さらに演劇に引き込まれた。目に映る何もかもが曖昧で不確かに思えて、それででも前に進まざるをえないことへの不安と恐怖から逃れられない、そんな10代前半の心情が散りばめられた作品。終盤に、もっと心に刺さったセリフがあったのですが、それは自分の中にとっておきます。
◆ 2024年1月のベストアイテム!
年始のあいさつで妻の実家へ。妻が義姉からもらった「充電式の湯たんぽ」がすばらしかった。ヒーターが仕込まれたポリ素材の袋に液体が入っていて、充電式で何度でも温められるというアイテム。昔、ドラッグストアで買ったプラスチック製の湯たんぽは、お湯の入れ替えが面倒で、いつの間にか使わなくなってしまった。しかし、妻がもらった充電式湯たんぽは、液体の入れ替えが不要。寝る前にスマホの充電をするついでに湯たんぽを充電器に接続し、YouTubeで動画を一本見るくらいの時間で温まる。便利。風邪を引き、数日間は妻の湯たんぽを使わせてもらっていたが「これはイイぞ!」と、スマホ代金の支払いで溜まっていたポイントを使って自分用の湯たんぽを入手。こいつで寒かった1月を乗り切りました。おすすめです。
■ エピローグ
体調不良に苦しんだ1か月。2024年は一念発起して弾き語りを始めようかと密かにオリジナル曲制作やカバー曲候補の準備をしていたのですが、丸々1か月に渡って歌の練習ができず、だいぶ残念でした。ホントに体調大事。振り返ってみると、野菜をあまり食べていなかったかも知れないと気付いたので、2024年は「野菜を食べる」を目標にしようと思っています(すでに難航中)。
それでは、また約一か月後に。
おまけ。1月21日、空に虹。地元駅前にて撮影。
過去の月刊さわいはじめは ↓↓↓ こちら ↓↓↓ から。