教員1年目、適応障害になった⑤
前回の記事はこちらからご覧ください。今回は、病休4週間で私がどのように過ごしていたかを書きます。
(1)病休中の過ごし方~前半2週間編~
10月上旬から医師から4週間仕事を休むように言われ、一人暮らしの家で過ごしていました。
社会人1年目になってから、毎日が空白だらけの生活を送るのは初めてでした。そのため、休日の過ごし方が全く分かりませんでした。
前半の2週間は、倦怠感とめまい、頭痛でほとんど起き上がることができませんでした。日中ほとんど起き上がることができず、食欲もないため不規則な生活を送っていました。
この期間は、横たわりながらInstagramやYouTube、インターネットで「適応障害 復職」や「適応障害 症状」とたくさん調べていました。
色々と調べながら、オススメだと思ったのはこのYouTubeチャンネルです。
このYouTubeチャンネルは、本物の精神科医の先生が様々な精神的な病気を説明しているものです。そのため、Instagramなどの情報よりも信ぴょう性が高く、とても参考になりました。
また、私は4週間も学校を休むことに非常に抵抗があったため、医師から「体調が良い日には少しだけ学校に行ってもいいよ」と言われていました。そのため、週に1回、1時間ほど体調の良い日には学校に行っていました。
本来であれば、4週間休めと言われているため学校で勤務をする必要は無いのですが、家に居てもやることがなく、学校のことが気になって仕方がなかったため、学校に顔を出してしまいました。
休養が明けた今となっては「自分はどれだけ学校に呪われていたのか、自分で自分の首を絞めていたのか」と思っています。
(2)病休中の過ごし方~後半2週間編~
前半はほとんど動くことができませんでしたが、病休の後半になると少しずつ身体を動かせるようになりました。
日によって気分や体調の波は大きく、夜になると「なんで自分はこんなに体調が悪いのだろう、どうしてこんな目に合わなければならないのだろう」と考え込むことが多かったです。
この期間は「ストレスを発散する方法や自分を豊かにする生活」と「社会復帰に向けて少しずつ頑張る生活」を送っていました。
「ストレスを発散する方法や自分を豊かにする生活」の具体例としては、お菓子作りや家でできる運動、散歩、読書、クロスワード、ゲーム、YouTubeで推しを見るなどです。私は非常に飽き性であるため、日によって過ごし方は変わっていきました。これらは基本的に自分で完結するものでした。
「社会復帰に向けて少しずつ頑張る生活」の具体例としては、買い物やカラオケに行ってみる、身体を起こす時間を意図的に増やしてみることなどを実践していました。人混みになると体調が悪くなることもありましたが、「今日は人混みの中でも買い物ができた」や「家族に頼まれた買い物に行くことができた」など小さなステップで自分を褒めるようにしていました。
病休後半は体調が良い日が多かったのですが、学校には全く行きませんでした。私がいなくても、学校が回ることが分かったからです。そのため、私は家では学校のことを一切考えずに過ごせるようになりました。
さらに勤務校でお世話になっている先生から「一度、大学でお世話になった教授に会いに行ったらどうだ?」とアドバイスをいただき、病休期間の最後では大学の先生に会いに行きました。このことについては、また別の投稿で書きます✏️
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