【しのぎ飯】疲れた日に捧ぐごはん　Level 0

産後、息も絶え絶えのゾンビ状態だったあの頃、我が家の食卓に定番化した「しのぎ飯」をご紹介します。名前の通り、ギリギリの毎日をしのぐためのご飯。

「しのぎ飯Level 0」のポイントは、何と言っても「そのまま食べられる」こと。「切らない」「火を通さない」「とにかくシンプル」。この3つを徹底しました。なので、ほぼ素材ですが、冷蔵庫に常備しておけばきっと疲れ果てた時も助けてくれるはず。ではどうぞ…！

▼目次
・副菜、主菜
・生野菜
・デザート
・おやつ

副菜、主菜

納豆

正義の味方

もはや説明不要。めんつゆ、青のり、カット済み冷凍ネギなどあるものを投入。納豆は混ぜるほど美味いと聞くが、混ぜる気力すら無い時はそのまま食らう。

どんな食べ方であれ、健康になった気がするのが納豆マジック。納豆食べてる私、偉い！と自己肯定感も爆上がり。冷蔵庫で賞味期限切れ寸前の納豆を発見したら、冷凍庫へGO。納豆パックはしばらく水に浸けておけば、あら不思議、水で流すだけでピカピカに。

豆腐

3個入りパック（1食分にちょうど良いサイズ）を買っておく。かつお節、醤油、しらす、その日の気分で好きなものを乗せるだけ。皿に移すのすら面倒なら、蓋を剥がしてそのまま食べてもOK。すぐに食べるなら水切りも不要。オシャレ気分になりたい時は、オリーブオイル＋塩。これがまた、立派な一品になるから侮れない。

生卵

定番中の定番、卵かけご飯。冷凍ご飯に醤油を垂らして、卵を落とす。たらこやしらすを加えたり、ラー油で味変するのもおすすめ。うどんにかけても最高。朝は卵かけご飯！と決めておけば、献立を考えるエネルギーすら節約できる。

もずく

酸味が恋しくなったら、迷わずもずく。種類によっては1週間以上日持ちするものもあり、冷蔵庫に常備しておくと安心。パックから出してそのまま食べられる手軽さが嬉しい。味がついていない場合は、酢と麺つゆで即席アレンジ。疲れた体に、つるりと酸味が染み渡り、食欲を刺激する。

ちょい足しするなら、タバスコのハラペーニョソース（緑色）。ほどよい刺激を出してくれる。なお、ハラペーニョソースはけっこう和食に合う。

TABASCO brand タバスコ ハラペーニョソース150ml

キムチ

そのまま食べるもよし、豆腐や卵かけご飯に乗せるもよし。まさに万能選手。醤油味ばかりの食卓に、ピリリと刺激を与えてくれる救世主。ごま油やマヨネーズをちょい足しすれば、さらに奥深い味わいに。

スーパーで選ぶなら、韓国産の「キムチくん」マークがついたものが発酵の味わいがあっておすすめ。我が家は近所の韓国料理屋さんのオモニ手作りキムチを好んで食べている。

ちくわ

そのままで十分美味しい。袋から出して、そのままかぶりつけばOK。冷蔵庫の前で立ったまま食べるのもまた一興。余裕があれば、マヨネーズ＋七味でちょいアレンジ。ピリ辛マヨが、ちくわの旨味をさらに引き出す。

枝豆（皮付き冷凍）

冷蔵庫に入れて自然解凍させておいて常備。皮付きなので、そのままテーブルの上に置いて、つまんで食べればお皿も汚れない。しのぎの時期くらいいいですよね…

黒豆

真空パックなら日持ちもバッチリ。栄養満点の黒豆を、おせちの時だけ食べるなんてもったいない。黒豆以外にも、あずき、いんげん豆など、スーパーには色とりどりの豆たちが並んでいる。ぜひチェックしてみてほしい。つやつやとした黒色は、ボロボロになっている自分に似合わなくらい食卓に上品な彩りを添えてくれる。

茶碗蒸し

パックで購入。エビが入っていると、テンションが上がる。丁寧に出汁をとる時間なんてないから、ありがたみを噛み締める。なめらかな食感は、体調がすぐれない時にも優しく体を労ってくれる。

刺身

買い物に出かける余裕がある日は、迷わずお刺身コーナーへ。海に囲まれた国に生まれて良かったと心から思う瞬間。忙殺されていると「旬」を感じる余裕なんてないけれど、そこにはいつも旬の魚たちが横たわっている。もし余ったら、醤油に漬けておき、翌朝のお茶漬けへ。至福の瞬間が訪れる。

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野菜