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noteのSEOを考える 検索流入を増やす方法とは?

今回は、noteを使って記事を投稿するときに少しだけ意識しておきたい「SEO(検索エンジン最適化)」についてお話しします。

noteは誰でも気軽に文章やイラストを公開できるサービスですが、せっかく書いた記事を検索エンジンからも探してもらうためには、少し工夫が必要なのではないかと感じています。

この記事では、note公式が推奨する基本的なSEO対策に加え、自分で試してみて効果を実感したポイントまで、順を追ってご紹介します。


SEOとは何か

※SEOについてあまり詳しくない方向けです

SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、記事がより上位に表示されるように工夫することを指します。

具体的には、キーワードの選定やタイトル、見出しの最適化、さらには内部リンクの整備やページの読み込み速度、モバイルフレンドリーな設計など、さまざまな技術的側面も含まれます。

noteは個人の発信が中心のため、細かい設定まですべてが必要なわけではありませんが、「少し意識するだけでも結果に大きな差が出る」と感じています。

note公式が推奨するSEO対策

note公式「ウェブ検索で自分のnoteを見つけてもらいやすくするコツ」から重要な3点のみ抜粋しました。

タイトルのわかりやすさ

まず注目したいのが、記事タイトルのわかりやすさです。タイトルを見ただけで記事の内容がある程度想像できると、検索結果の一覧でもクリックされやすくなります。

例えば、「簡単ストレッチの方法」というよりも、「朝起きて1分でできる簡単ストレッチ」など、具体的なイメージが沸く言葉を使ってみるとよいでしょう。タイトルは読者の興味を引き、かつ記事の全体像を伝える「入り口」になります。

検索キーワードの意識

次に大切なのは「検索キーワード」を意識することです。読者がどのようなワードで検索するのかを想像して、そのキーワードをタイトルや本文に自然に織り込んでみましょう。

例として、「note 記事 書き方」や「note SEO コツ」など、実際に検索されそうなワードを考え、あらかじめ検索して確認しておくとよいでしょう。ただし、不自然にならないように文章全体のバランスに気をつける必要があります。

見出しの活用

noteでは、テキストを大見出しや小見出しに分けて整理できます。見出しを上手に使うと、記事の構造がひと目でわかり、読みやすさが格段にアップします。

さらに、見出しにキーワードを含めることで、検索エンジンに対しても記事の重要ポイントが強調されやすくなると考えられます。

自分で実践した工夫と具体例

今年は以下の記事が検索エンジン上位に表示されたようでした。普段は1記事あたり7~800ビュー程度なので、それ以上は検索エンジンからの流入と考えられます。ここから考察できることを書いてみます。

ニッチなキーワードを意識する

人気のキーワードは競合が激しいため、あえてマイナーなワードや独自の表現を狙う方法がおすすめです。

たとえば「AI」や「ChatGPT」のような幅広い言葉ではなく、「o3-mini」のように特定の話題や固有名詞を付け加えると、興味を持つ人には刺さりやすい内容に変わります。

メジャーなキーワードで真っ向勝負するよりも、ニッチなキーワードで記事の個性を出すほうが、検索流入が増えやすいと感じます。

リリース前に先んじて記事を書く

話題になりそうな商品やサービスがリリースされる前に、あらかじめ記事を書いておく戦略も有効です。

実験的に、「o3-mini」というAIが正式にリリースされる前から情報を集め、自分なりの予想や事前情報をまとめて記事にしておきました。そうすると、リリース時には実際に検索数が増えました。

ただし、公式発表前の情報は不確実な部分もあるので、根拠を明示するなど、誤解のない書き方に留意しましょう。

内容を充実させ、オリジナルコンテンツを作る

そもそも、記事の内容をしっかり充実させることが重要です。検索エンジンは記事の質を評価する傾向があるとされており、内容が薄いものよりも、細かいポイントまで丁寧に解説している記事のほうが上位表示されやすいと考えられます。

どこかにある情報のコピーだと、すでに上位に表示されている有力なサイトも多いので、検索結果の順位は低いでしょう。自分だけのオリジナルなコンテンツを書くのが重要です。

また、noteの場合、「スキ」が多い記事やSNSなどでシェアされる記事が評価される可能性もありそうです。「スキ」が少なくても上位表示される場合もありますが、読者から反響を得やすい記事を作ることは大事です。

「70件以上の高評価」と表示されている

まとめ

ここまで、noteのSEO対策について公式の推奨点と私自身の実践例を交えてご紹介しました。

検索エンジンから多くの人に見つけてもらうためには、公式が推奨している「タイトルのわかりやすさ」「検索キーワードの意識」「見出しの活用」をまずはしっかり押さえるのが近道だと感じています。

その上で、ニッチなキーワードを試してみる、リリース前の情報を積極的にキャッチして先行して記事を書く、さらに記事の内容を充実させるなど、自分ならではの工夫をすると効果が出やすいかもしれません。

これらの対策を少しずつ積み重ねることで、検索エンジンからの流入が確実に増え、記事がより多くの方に読まれるようになるはずです。書き手としても学びや発見があるので、ぜひ楽しみながらいろいろと試してみてください。この記事が参考になればうれしいです。

検索流入後の工夫も書きましたので、ぜひご覧ください。


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