【どんな想いだったんだろう】
職場で顔を合わせていた人が亡くなった。
職業柄、心と隣合わせの仕事。”死”ということがあってもおかしくはない。
でも今回のようなことが起き心がポカンとなっている。
人が自死をえらぶとき、何を思うんだろう。
どんな想いで亡くなるんだろう。
と考えただけで胸がぎゅーと締め付けられる
何気ない日常を送っていても、
ふと感情は揺らぎ、自分でコントロールすることが難しくなる時すらある
今の時代、自分を肯定できる力をどれだけ持っていたとしても、周りの雑音、ノイズがすごく大きくて、自分を支えるのはとてつもなく難しいんじゃないかなと思う
世間は、”自己肯定感を高めなさい”、”ポジティブ思考”、とキーワードを沢山散らばらせているけど、「そうならなきゃ」って思う人、「そうなれていない」自分を責めてしまう人もいるのではないかと思う
自死を選択すること、それは孤独ででも周りに話す気力も無くて、
話したことで解決しないとも思ってしまっていて、
辛くてつらくてもうどうにもならなくて楽になりたくて選ぶのかな。
結局本当の気持ちなんて本人にしかわからない。
でも、唯一わかるのは、誰にでもあり得る話だってこと。
どんなに表面上元気でも、何気ない日常を生きていても、
心の中が元気かどうかなんてわからない。
何を背負っているのかも見えない。
突然溜まっていた負の感情が襲い掛かってくるかもしれない。
辛いを吐き出せる人もいれば、吐き出せない人もいる
吐き出せていてもつらい人もいる
闇の中から抜けだせなくて、辛くて手助けを出せない人もいる
色んな人がいる
この世の中生きていくだけで本当に大変だと思う
流れてくるニュース、SNS、結婚、出産、昇進、健康、もう数えきれないほど考えざるを得ないこと、心をえぐってくることばかりだ。
心が弱っている時は、
何気ない言葉にも敏感になる。
いつもなら何も思わない文章ですら刃物のようにグサりと刺さることもある
だからこそ、生きる中で自分をご自愛すること、甘やかすこと、心をほっとさせることってめちゃくちゃ大事だと思う。
みんな生きてるだけで本当にえらいんだから。
生きる+で走り続けている
頑張っている
そんなえらいことしていて、じぶんにご褒美もないなんて心が持つはずがない。
もっと自分の心に素直に、自分の心の声を無視せずに生きれる人を増やしたいし、心を甘やかせる人が増えるといいな。
私は、せめて家族、友人、パートナー、自分の周りにいる人達だけでも
守れる存在でいたい。