裂石温泉 雲峰荘(裂石♨️)投宿
渋滞は嫌いです。
なぜ嫌いかと言えば、走りたいのに走れないからです。
また、大切な休日の時間がドンドン渋滞の為に浸食されていくからです。
そんな大嫌いな渋滞ですが、史上最大の渋滞経験は2020年7月の3連休でした。
ちょうど、GOTOトラベルが始まったばかりで(宿から貰った領収書の画像を送信すると数か月後に割引金額分が振り込まれたというミラクル政策初期!)、抑制されていた外出需要が一気に爆発したような印象でした。
長野の「みたけ荘さん」からの帰宅だったのですが、まず中央道で約45キロ、次に名神でも同じく約45キロのスーパートラフィックジャムでした。
渋滞時の楽しみなんて、横のレーンの印象的な車との勝負のみです。
人によっては、悪意の行列割り込み(もちろん善意の場合もあります)、サービスエリア(パーキングエリア)ワープ、果ては路肩走行等のイリーガルプレイを駆使されるのかも知れませんが、真面目だけが取り柄の勤め人にはそんな大それたことはできません。
ラテン民族であれば窓を開けて楽しい会話が生まれたりするのでしょうが(彼らなら本当にありそうです)、ここは日本です。
ただボーッと横のレーンの基準車とのユックリとした競争(目立つ車を選定し自身の進度と比較)をするのみです。
なんとなく左レーンの方が得な気がしますので、大抵は渋滞に突入する直前には右から左に移動します。
恐らくコレは、追い越し車線の方が渋滞でも速いという妄信が右レーンに車を呼ぶ結果、起こり得ることなのではと推測しています。
こんな陰鬱な渋滞も、コンバットロック(クラッシュ)の2曲目、カージャミングのような心地よい雰囲気があれば渋滞も楽しめるのですが、中々そうはいきません。
ちなみに、この曲には春のイメージがあり、その理由を思い返すと、大学に入学してスグの頃、最寄りの駅から結構な高台にある大学まで徒歩で行く時に聴いていたからでした。
懐かしいです。
さて、今年のGWですが、事前情報でも渋滞予測が抜群に立っていました。
ということで、早朝を超えた夜中起床で目的地へと向かうことにしました。
こんな早起きなんて、PLやCLのナイトゲームを頑張って観ていた時以来です(現在は睡眠重視です)。
まずは修行僧の如く、全身に滝のような冷水を浴び目を覚まします(嘘)。
そして、鋭利な足裏ツボマットで身体のボトムからも目を覚まします(嘘)。
トドメはメンソレータムをタップリと目の周りに塗って覚醒します(嘘)。
とにかく目が覚めましたので、4時45分発で東へ車を走らせます。
6時頃から各地での渋滞情報が鳴り響く中、反対車線の渋滞を見ながら、そして、玉突き事故を何度か見ながら、何故かスイスイ進むことができました。
そして、早くも昼前に富士山を拝むことが出来てしまいました。
【追記】結局、大渋滞に遭わずにGWが終了しました。
ということで、まずは大人気セルフラーメン屋わだ屋さんで舌鼓を打ちます。
ポンッ!
次に有名な?ほったらかし温泉へ富士山を見に行きます。
山梨ナンバーを殆ど見ないスーパー観光スポットです(温活は時間の都合で出来ませんでした)。
ポンッ!
有意義な時間を過ごすことができましたので、今回の目的地である雲峰荘さんへ向かいます。
ビニール袋で守られた秘湯提灯がお出迎えしてくれます。
今回の部屋は唯一のトイレ付です。
九州の秘湯を守る会の宿のような内装です。
チェックアウト間際に気付いたのですが、寝室に源泉が出る蛇口がありました。
まるで愛媛県のポンジュースが出る蛇口、香川県の出汁が出る蛇口、たまにある居酒屋の焼酎が出る蛇口みたいなワンダフルな仕様であるだけに、利用しなかったことを未だに悔やんで眠れない夜が続いています。
ログインボーナスです。
謎のサマーエールです。
ロンドン時代はパブでエールを呑みまくってましたので、ラガーを呑みまくるアラサーロンドナー達からヘンタイ扱いされてました。
※流行る前のイモ焼酎を外国人が嬉々として様々な銘柄を呑んでる状況かと。
それがクラフトビールブームでエールが復活するのが世界の流行のオモシロイところです。
早速、温活に入ります。
まずは露天風呂(混浴)からです。
わお!巨石です。
巨石好きには堪らないロケーションです。
巨石と言えば、一時期、巨石文化に関心を持った時期があり、広島のピラミッドや弥山、六甲の神社、エジプトの3大ピラミッド、カンポジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥール等に巨石を拝みに行ったことがあります。
今でも南米の巨石を拝むことを夢としていますが、南米は色々とハードルが高く実現できずにいます。
とにかくトニカク巨石フリーク必須の露天風呂です。
ドルメン♨️ですよー。
露天風呂の巨石を堪能した後は内風呂です。
あ、もしかして、裂石♨️の裂石ってこのことなんですか!みたいな場面があります。
あと、コレはもっと大切なことですが、内湯では26℃の源泉を味わうことができます。
三重県の榊原温泉等で愉しめる極上のヒンヤリアルカリのアレです。
もちろん、加温浴槽との無限ループです。
ムゲエエエェェェン!!!ルウウウゥゥゥプ!!!
16時からは地元ワインの試飲タイムが始まります(自由参加)。
結構な種類のワインとツマミによりスッカリご機嫌になります。
そして、ディナーの友を選択します。
ドランカーな頭を26℃の源泉で覚まし、ご飯タイムです。
春の名物こごみの名前を忘れて給仕されている方にお伺いするとコゴミチャンと教えていただきました!
フルです。フル。
26℃の源泉で目を覚まします。
無限ループは永遠です。
ただ残念なことに、3時半起きの毒牙が眠気精神を蝕み出します(ただし前日は21時睡眠スタート)。
無限ループってのはAIみたいなのが可能であって、我々人類の言う無限ループとは所詮有限ループ×数回の言い換えでしかありません。
流石の26℃の源泉も眠気にはヤラれてしまいます。
眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠
眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠
眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠
朝はずCOME
温活会場変更です。
有限ループを繰り返した後の朝ごはんです。
チェックアウトは11時ですので、食後もユックリです。
また来ます。
ユカゲンヨウ🙆
※親愛なるスーパーフランキーランパード監督、辛いですね・・・。
【追記】やっとボーンマスに勝利です!
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