ブランデーの香り漂うしっとりショコラキャロットケーキを作ってみた
2月の夫の誕生日までの食事の見直し期間。
先日がその誕生日だった。この日は思い切りなんでも食べようといつものピザやフライドポテト、から揚げなどをおなかいっぱいいただいた。
腹八分目が健康に良いことは承知の上でも、やっぱりお腹いっぱい食べられるのは幸せ(´∀`*)
最後に食べたケーキがこれ。シャトレーゼのケーキを食べてみた。
いつも買うケーキに比べてかなり安くて驚いた。
季節的にイチゴが入った商品が多くて、見た目がかわいくてどれにしようか家族で盛り上がった。
私は、いちごのミルフィーユをいただいた。
最初は、酸味と甘さが口の中に広がって、「これこれ」と幸せな気分でいっぱいだった。でも、半分くらいになると、ちょっと甘さがつらくなってきてしまった。きっと、1ヶ月位甘い物を控えていたので、体が、お砂糖の甘さを欲しなくなっていたんだろうと思う。でもチョコレートは大好きなので、まだ食べてはいないけど、美味しく味わえるような気がする。
シャトレーゼは、糖質カットのケーキも売っているので、試しに80パーセントカットのケーキを買ってみて、家族で味見してみた。見た目は普通のチョコレートケーキで美味しそうに見える。食べてみると甘さは普通に感じる。冷凍保存されてあるからかスポンジがパサついた感じが強くて、私にはあまり美味しく感じなかった。家族も同じ感想だった。でも、糖質制限している人にとっては、自分で作らなくてもケーキが食べられるのでありがたいことだと思う。
そんな事もあり、もうしばらくは自分でダイエット中でも美味しく食べられるケーキを研究してみようと思い、今日も作って見た。
今回は、前回のキャロットケーキをもう少しアレンジしてみた。
noteでいつも美味しそうなキャロットケーキを紹介してくださっている「まちこ」さんが先日ドライフルーツの洋酒漬けでキャロットケーキを作っていらっしゃったのを参考にさせていただいた。
いつものように、小麦粉の代わりに大豆粉を使用。大豆粉60g全粒粉30gと今回はココアパウダーを20g入れてみた。ブランデーにしばらく漬け込んでおいたレーズンと共に荒く切ったナッツ類を30gほど入れる。砂糖は黒糖を30gのみ。卵2個と米油を30cc
人参は、150gを半分はすりおろし、半分は食感も楽しめるように細い千切りにして1cm位に細かくカットした。
後は作り方は前回と同様。
焼きあがりは、レーズンのブランデー漬けの効果が出て、かなりしっとり上品な焼き上がり。ココア生地なので、ダークな色に仕上がった。
食べてみてびっくり、ブランデーの上品な香りが大豆粉特有の匂いを消してくれていて、まちこさんの言っていたように「洋酒のアロマ」だ。ココアの香りをけんかするかと心配だったが、かえって合っている。まさしく「大人のキャロットケーキ」に仕上がった。
大豆粉で作るスイーツを作っていていつも思うのが、「食べた後の満足感が長い」ことだ。それはたぶん血糖値がゆるやかに上がっていって、たんぱく質なので消化時間が長いことと関係があるのだと思う。
夫の誕生日までと思ってはじめた食事の見直しだったけれど、それほど無理している訳でもないし新しい発見も楽しいので、もうしばらくはこんな感じでやってみようと思うおやつタイムだった。