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「黒牢城」読了

「同士少女よ敵を撃て」に続いて読み応えのある本でした。

籠城し、先が見えない中での心理戦が、歴史上の人物を使って巧みに描かれていて、半日で一気に読み終えてしまった。(ちょっと勿体ない)

前回読んだ「王とサーカス」より真犯人と動機が意外すぎて、でも、その時代の価値観を表しているようでもあり、読後感がとても良かった。

これはドラマ化して欲しいなぁ…牢のシーンは若干手心加えた方が良いかもだけれど。

この作家さんも参考文献がずらり。書くためにしっかり読んでる。

他の作品も読んでみよう。好きになりました。


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