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ヒルビリー・エレジー読了
SNSで紹介されているのを見つけて読んでみた。
意外と面白く読めた。貧困層の白人社会、「ザリガニの鳴くところ」「終わりなき夜に少女は」でも貧困層の若者が描かれていたけれど流行りなのかしら。
最初は筆者の曽祖母が出てくる。長生きしたのかと思ったら祖母も母親も10代で出産していた。うわぁ…。
感情に振り回される人々が多く出てきて驚く。暴力へのハードルが低い。日本の昭和時代のよう。
作品の中では1940年代後半から2014年までが舞台
物語の前半は筆者の子供時代の苦労が、その後は海兵隊を経験した後、
大学に進学してカルチャーショックを受ける様子が描かれていた。
読んで良かった。
まだまだ、見えないところで辛い思いをしている人がいるのだろうと気づく事ができたから。
(なお、筆者自身も海兵隊時代に戦争孤児に出会い、自分は恵まれていると気がついたそうです)