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君の中のGenieを呼びさませ。

こんにちは。
ノーベル平和賞受賞者、ムハマド・ユヌスさんの対話交流会(ユヌスさんについて)に参加してきました。ひとのことADのひろきです。

日本のユヌスソーシャルビジネスカンパニーの会で、直接質問する機会を得ました。

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ひ「みんなが自分らしく生きてく世の中になったらいいと想っていますが、ユヌス先生は、そのためにどんな機会や環境の創出、働きかけが必要だと思いますか?」

ユ「まずね、人を説得することはできないんだよ。」

ひ(ほう、)

ユ「人を説得することはできない。でも、相手に自分の想いを伝えることはできる。」

ひ(なるほど。)

ユ「その想いや、あなたの行動を見て何か感じた人が、動き出すよ。だから、自分が自分らしくいることが最も大切なんだ。」

ひ(!)

ユ「あなたの中にはどんなGenieがいますか?」

ひ(Genie??)

ユ「ほらランプこすったら出てくるあいつだよ。」

ひ(あぁ、アラジンのね)

ユ「君の中のGenieは君にどんなことを訴えかけている?」

「どんなことにワクワクして、どんなことが悲しくて、どんなことにやりがいを感じる?」

「子どものころ、誰もがそのGenieとともに生きていたんだ。でも大人になるにつれてランプのなかに閉じ込めて蓋をして、鍵をかけて出てこないように縛っている人がたくさんいるんだよ。」

ひ(そうなんですよね。。)

ユ「君にとって、それは心地よいものではないと感じているんだね。」

ひ(いやほんとそうなんですよ。。。)

ユ「だったら、気づいた人から始めるしかないんだ。」

ひ(うぬ!!)

ユ「始めたら、周りの人がいろんなことを言ってくるだろう。できるとかできないとか、価値があるとかないとか。そんな言葉に傷つくのが怖いからみんな鍵をしてしまうんだ。」

「でも本当は、そんなこと関係ないんだ。全く耳を傾ける必要がないんだよ。なぜなら君の中から湧いてくるそれに価値や魅力を感じてるのは、自分自身だからだ

「そしてそのうちにあなたのやっていることの素晴らしさに気づいた人がともに活動したり、応援したりする仲間ができてくるんだよ。だから君のGenieにしたがって自分を表現してごらん。君のその生き生きとした振る舞いが、まるで渦の中心になったかのように周りに人が集まってくるよ。」

ひ(押忍。)

ユ「気づいたかな?君の願いを叶えるGenieは君自身なんだ。」

ひ(はぅっ。ほんとやん。自分がGenieやん)

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ということで、
見事に、”俺自身がジーニーやーん”というオチの衝撃まで与えられ、その達観したものの見方と返答に胸が高なった時間でした。

自分の中で「これだ」と信じたことをまず自分がする

なんともシンプルで、当然のようにも感じられるけど、とても勇気のあることです。

ユヌスさんの言っていた通り、今、自分の中の魔法のランプに鍵をかけてしまっている人がたくさんいる。
そして、そんな鍵をかけていることさえも忘れて、”人生なんてそんなもんだ”って言葉でいろんなものを諦めている人ってたくさんいる

そんなの寂しいよなって改めて感じました。

なんのために生まれて
なにをして喜ぶ
わからないまま終わる
そんなのは嫌だ

アンパンマンも同じこと言ってます。

子どものころは誰もがジーニーでした。

いつの間にやら鍵をしてしまったそのランプがガタガタしていることに気づいたら、その時が、自分が動き出すタイミングです。

そうやって一人また一人とジーニーが増えていったら、この社会がどんな面白い世界になるだろうかとワクワクします。

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誰かが決めた”これがいい”から、自分で決めた”ちょうどいい”へ

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