【20代】エンドロールにはまだ早い
執筆日:11月13日
昨日、こんなツイートをつぶやかせてもらい気分がスッキリしたので、もう少し深掘って書いてみようと思う。
20代は積み上げ期間。
この思いが浮かんだのは、同年代に対して少なからず劣等感があったから。
誰にでも分け隔て無く接してくれる陽キャがいれば、趣味に全力で「今」を楽しんでるオタクもいる。
ネットを見回しても、僕よりいい文章を書く人はたくさんいるし、リアルでの貴重な経験をネットでアウトプットしてくれる人もいる。
とにかくみんなすごいのだ。
最近は「僕イケボだから」とか「僕の文章まじ神」みたいな自尊心が落ち着いていて、「人がいてこその自分」っていう聖人的?あまり言葉が浮かばないけどこんな感じの謙虚な心が強い。
けどそれが行き過ぎていた。
「人がいてこそ自分がいる」という考え方はとても大事。
あなたが僕のnoteを読んでくれるから、僕はnote活動をすることができている。
感謝している。
だが、それが行き過ぎると「人がいるなら自分は必要無い」みたいな自虐的な考えになってしまう。
その結果、「あいつすごい。こいつもすごい。対して自分は何も無い」と自虐的、劣等感に苛まれた。
それでもボーッとするわけじゃない。
その劣等感を拭い去りたいから「とにかく早く成功しよう」って思考に行き着いた。
自虐的劣等感から成功を夢見ること。
それ自体は悪いことじゃない。
ただ僕が思ったのは、「それは自分から生まれた夢なのか?」ということ。
「あいつもこいつもみんなすごい。僕も負けていられない。」
こうやって競争することでグングン成長していく人もいる。
ポジティブ思考の人はそれでもいい。
だけど僕はネガティブ思考が根にある。
僕の発言、表現から「ポジティブさ」を感じてくれてる人も多いだろうが、その「ポジティブさ」を書けるのは根がネガティブだからである。
それ自体を否定することはない。これが僕である。
しかし今回の「成功への焦り」は、僕のネガティブさが要因だ。
「人はすごい。自分はそうじゃない。早く何者かにならなくては」
ネガティブ思考の人はそこから競争心を持つのでは無く、強迫感を抱くのである。
だから成功を急ぐ。
「楽に稼ぐには?」
「早く成功するには?」
そうすると「早い、安い、うまい」という牛丼みたいな成功に欲を刺激される。
「簡単に月収~万!」みたいなプロフで、フォロワー数だけ稼いでツイートを全然してないアカウントがあるでしょ。
簡単に言えば、そーゆうのに引っかかりやすくなる。
確かに食べ物が無い人から見れば、牛丼は雲の上の存在だ。
だけど牛丼を食べられるレベルになると気づく。
上には上がいるものだ。
「あいつよりもすごく」という劣等感から来る成功欲に際限はない。
そしてその競争に耐えられるような強靱なメンタルを、僕は持ち合わせていない。
だったら自分の中から生まれてくる「最高の未来」を目指した方が生きやすい。
あいつもすごい。僕もすごい。
戦わないというか、比べられないというか。
デカいところで組員しているよりは、小山の大将である方が楽しそう。
で、その生き方っていうのは自分で積み上げていくものだ。
0→1って言われるやつだね。
100ある中の10から始められる人が最初は上である。
だけどその人達はその人達で競争がある。
そのうちに僕は0→1をクリアして1から積み上げていくのだ。
そうゆう生き方を2年前に選んだ。
その生き方を今日まで続けて肯定してきた。
僕が成功する時は死ぬ時なのかもしれない。
一応60代くらいまでのビジョンは見えてるから、あと40年は生きる。
そう考えると「今すぐ成功しよう」と思っていることが馬鹿らしく見えた。
成功は死ぬ時に取っておく。
今日を最高に生きることが成功への積み上げ。
焦らずじっくり、楽しんでいこう。
ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。
じゃあ、また。
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