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「自意識」をまとっていては、本当のことに気づかない#105

またまた文筆家の土門蘭さんの話なんですが、文章を書くとき、一番心を配っていることは

「真実」を書くこと

だそうです。
今回の放送も心に留めておきたい言葉がたくさん出てきたのでシェアしますね。

真実と言うのは事実=ファクトということではなく、、

他者の目を介在させず、
自己の世界から見える世界

土門蘭さん放送より

土門蘭さんが駆け出しの頃、ある新聞記者さんに、アドバイスされたことがものすごく痛いところを突かれたというか、自分自身のことを恥ずかしいと思ってしまったそうなんですね。

個性を消しなさい

土門蘭さん放送より、新聞記者さんの言葉

文筆家こそ、個性が必要ではないのか?一瞬、「えっ?」と思うアドバイスでしたが、
続きを聞くと納得しました。

文筆家だけではない、、
社会で仕事をしていると、

頭がよく思われたい、
そんなことも知らないのかと思われたくない、
教養があると思われたい、
ミステリアスに思われたい、
クールに思われたい、育ちが良いと思われたい、、

ここで言う「個性」とは「自意識」のことなんです。
「こう思われたい・たがる」という「自意識」は自然発生的なところもあるんだけれど、「自意識」をまとうことで、自分の中の「真実」が見えなくなるということなんです。

自意識「自分らしさ」を「演出」する

土門蘭さん放送より

「化粧を落とした先にある皮膚の匂い」個性は匂いであり、化粧は敢えて削ぎ落とす。その人にとっての真実を語る。

土門蘭さん放送より

「人間にしかできないのは、その人にとっての真実を語ること」
「自分が世界を見たとき、どのように心が動いたか他者の視線を内面化させるな」
「その人にとっての真実は本当のオリジナル」

土門蘭さん放送より

多くの人が正解だと思えるような唯一解の真実だけを求めるならAIにやらせればいいわけです。

私にとっての真実って何だろう。

この放送では残すのは自我、自意識を消す、、、「自意識」に対する言葉として「自我」と言う表現をされていますが、別の放送では「魂」という言葉を使っています。

「魂」、放送では「魂ちゃん」と呼んでいて、いていますが、別の放送では本当の自分=魂ちゃん、と仲良くなる方法について話されています。

「魂」については病床に伏す父の手を握りながら、考えたことでもありました。
「魂」の話ついてはまた次回に、、。

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