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今の世の中にカリスマが足りない
昔、ネットがなかった時代、憧れの俳優やミュージシャンの素顔を知る機会はそうそうなかった。
B’zがMステに出ると聞いては録画待機し、氷室京介がラジオに出るというとラジカセの前で緊張しながら待った。
HEY!HEY!HEY!やうたばんが始まるまでは、ミュージシャンが気さくにトークする映像を見たこともなかった。
だから、めっちゃ想像した。「どんな人なんだろう?」「あんなにかっこよくて才能ある人が
外ばかり見ていると自分の内側をのぞくことを忘れてしまう
ありがたいことに、忙しかったんです、最近。
今年に入って、まず福岡でセミナーして、2月は確定申告に追われつつカナダ行き、3月にキューバから帰ってきて、4月にまた韓国。
帰ったら当然お金がないので、仕事を詰め込む日々。
7月は過去最多の取材も経験し、バッタバタでした。
去年よりも好きな仕事ばかりやるようになり、楽しくて、あっという間に過ぎる日々。
でも最近、ふとこう思う時が。
大人になっても、数字が苦手。
家の中を行進しながら、リズムに合わせて大きな声で九九を覚えていた、あの頃。
「数のおけいこ」の中にはたしかに、色とりどりの磁石棒やおはじきが、たのしい世界を描いていたのに。
いつからか、数字を見ると頭が灰色に染まるようになった。
貯金箱の中身を数えているときは楽しいけれど、どうしてそれがみるみる減っていくのか、私には計算できないみたい。
それなのに、大人になるにつれて、数字はどんどん世界を
1年ぶりに夫とケンカした。
1年ぶりに夫とケンカした。
原因は、ささいなことだ。
仕事のストレスMAXで病み上がりの夫と、風邪をひきかけた私のイライラが、タイミング悪くぶつかっただけ。
こういうときに、日頃の不満をぶつけ合ったりするんだろうけど、あいにく私には、夫にぶつけたい不満など何もなかった。
でもこのまま口を開けば、不毛な傷つけ合いになる。
そう思って、とっさにパジャマの上にコートを羽織って、家を出た。
冷