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私の学級目標をリライトしてみた
今日は2月6日
2月ももうすぐ1週間がすぎます
本当に早い 早すぎる
そういえば大昔に復帰まであと何日か
カウンター設定してたなぁと思い出し
1年ぶりくらいに見たら
復帰まで53日でした
おぉ怖い あぁ恐ろしい 53日なんてあっという間です
53日でできることを考えていたら
結構大事なことを思い出したので
復帰前の今でもできる超大事な準備について書いてみます
目次はこちら↓(これがやってみたかった)
復帰したらやりたいことは沢山浮かぶのですが
全部やれるわけがない
自由の身だった独身時代でさえ
あれもやりたいこれもやりたいで手を出して
多くのことを中途半端にしてきた経験があります
もう中堅 育児もある 家事もある
同じ轍を踏んで
「今年もうまくいかなかったなぁ」という1年後にするわけには
断じていかないのです
復帰53日前の今でもできることとは
とはいえ今できることってあんまりない
どんな職場で
どんな子ども達かで
やれることって変わってくるし
必要な準備も変わってくる
育休前は給食のおかわりをくじ引きにしてたから
くじ引き40番まで作っておこうかなって思うけど
おかわりルールはあるかもしれない
作っても無駄になるかもしれないなぁ
とかね
(まぁ実際くじ引きは便利なので作っておくと思うけど)
この時期って「やりたいこと」のアイディアばかりが
増えていくのかもしれない
この「やりたいこと」の根っこを見つめてみると
どんな子ども達になって欲しいか
という想いがあるんですよね
1年後の3月25日(終了式)に
どんな姿であって欲しいか
という想いがある
そう 授業と同じ
学級のゴールを考えよう
と言う訳で
今日は
まだ見ぬ受け持った子ども達への想い
をここで考えてみようと思います
私の学級のゴールづくりはこんな感じ
学級経営のゴールづくり
1:思いつくキーワードを出す
まずはどんなクラスにしたいか、
どんな子ども達になってほしいか、
というテーマでパッ浮かぶ言葉を書き出します
考えずに
思い浮かんだままに
3月の子ども達を存分に妄想する
・自走・自主自立・自分たちで運営・自分で学ぶ・学ぶ=楽しい
・優しさ・思いやり・自己愛・他者愛・責任・挑戦・論理的・選択・素直
・希望・将来・夢・・・
2:キーワードを文章化してみる
出てきたキーワードを眺めながら、文章にしてみます
結局どんな子?
どんな行動をしている姿?って具体化してみます
まとまりがなくても脱線してもOK
自分で選択して行動する子。大人に言われたからではなく、大人に怒られるからではなく、自分で選択する。その選択には責任が伴うことも理解する。例えば、給食のご飯をどの程度増やすのか、減らすのか。自分で選択したら責任をもつ。(責任=完食ではなく、食べきれない時は「自分で」相談にくることが責任、手を差し伸べてもらい待ち、にはしたくない)
自分の所属する集団を自分たちで高めていこうとする子。先生がなんとかしてくれる、クラスの誰かがなんとかしてくれる、ではなく。
自分を幸せにした上で他者も幸せにできる子。どちらも大事、バランスであることを伝えたい。自分が幸せでないと他者への配慮なんてできない。他者への幸せ貢献が0だと他者は離れていく。孤独は不幸である。一人で過ごせる勇気も大事、他者に優しくすることも大事。思いやりや優しさも大事。どっちかに偏ってはいけない。他者に優しくできないときは自分が幸せじゃないときだと気づくチャンス。
目標設定をして挑戦できる子。達成できる目標を立てることができる。立た目標に対してそこまでの計画を考えることができる。考えた計画を実行することができる。計画を見直すことができる。
将来(大人になること)に希望をもてる子。将来の夢が言える。学年が上がることに希望をもつ。大人になることに希望をもつ。
3:極限までシンプルにする
色々書いたけど、色んな思いはあるけど
一言で言うなら?
って問いかけてみます
どんな状況でも「自分はできる」と思える子
今思ったのはこれだな
とりあえずこれで仮決定
これを「私の学級目標」にとりあえず据えてみることにします
裏学級目標です
4:その言葉で語ってみる
さっきの言葉を私の学級経営の柱として
またあーでもないこーでもないって語ってみます
今日考えた「自分はできる」と思える子を育てる
これが学級経営の柱になります
ここを柱にして
授業規律や宿題の取り組ませ方、係活動、当番活動などの枝葉を
どう進めていくか考えていきます
こうやって考えた柱はいつでも見直しますが
基本的にはどの学年でもどんな子たちでも変わりません
もしかしたらこの先教員辞めるまで変わらないかもしれない
だから復帰53日前の今
どの学年の担任になるのかも どんな子たちなのかも わからないけど
考えることができます
産休位入る前の学級経営計画は
「今日の自分よりも高みを目指せる子」
だったかな
これも好きなんだけど
【「自分はできない」って自分で思っている子たち】
のモチベーション上げるのに苦労したんだよなぁって思い出があります
その思いでも踏まえると
「自分はできる」って思えることってすごく大事だなと思っていて
自分はできるって思えたら諦めないし
自分はできるって思えたら挑戦できる
なんでもかんでも挑戦すりゃいいなんてことは思ってなくて
挑戦したいときに「できないかも」って思って辞めるのは
勿体無いなって思う
しかも「自分はできる」と思うためには
できたと判断する規順の明確化・正しい目標設定・正しい計画力
できないことを認める力・助けを求める力・素直に受け止める力・・・
こういうのが必要になってくる
これって私自身も身につけたい
そして子ども達に身につけてほしい力だったりする
うん いいんじゃないかな
5:子ども達にどう語るかを考える
ここは学年がわかってから考えるところ
どんな言葉で
どんな例えで
どう伝えるか
毎年ここが変わってきます
多分1ヶ月後くらいには考えられるはず
楽しみになってきたぞ
学級経営の柱
学級経営には柱が必要だと思っていて
授業技術・声かけ・仕組み化・時短術・経営技術・・・
こういう「技」は枝葉
枝葉に目がいくんですよ
少なくとも私は枝葉にばかり目を向けていました
この記事の冒頭に書いた
自由の身だった独身時代でさえ
あれもやりたいこれもやりたいで手を出して
多くのことを中途半端にしてきた経験があります
これはまさに
かっこいい枝葉ばっかり集めて接木して
接木がくっつく前に手入れを怠って取れた
そんなイメージ
もっとひどい年は
接木しすぎて木が折れた
そんな感じ
次はこうはしたくない
「私の学級目標」を木の幹に据えて
そこから枝葉を考える
そのための52日にしようと思います