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イヤな上司にもう悩まない方法とは?

たとえば、マウントをとってくるイヤな上司とは、じつはさみしい人です。
家に帰ると居場所がないどころか、奥さんに「また飲み会?」「また残業?」とグズグズ文句を言われ、言い返せない人。

あるいは偉そうにすることでしか、自分の存在価値を見いだせない人。死後、地獄に落ちて、閻魔様から自己啓発セミナーを受講させられる人。

さて、そういう「残念な人」にすら、あなたはマウントをとられてしまっている。

なぜ?

あなたの自己肯定感が低いからです。より具体的には「強い自分」に向けて自分を「調教」しているからです。認知行動療法とかを使って。
その「下から上を見上げる感じ」とか「生き急いでいる感じ」が表に出ているので、そこをちょこっとつつくとマウントをとれる、と踏む人が世の中にはいるのです。

つまり、「自分らしくない」ことをあなたはやっている。だからマウントをとられる。自分に「上げ底」をつくることに夢中で「自分を生きていない」その「生きてなさ」を他者に利用されている。

ということは、自分のルーツを知り、それを生きることでマウントをとられなくなるばかりか、そういう人から離れることができます。

マウントをとる上司も自分のルーツを知りません。知らない者どうしが「オレのほうがより知らない」というのを必死になって隠そうとしている。これがマウントの構造です。

自分のルーツとは、祖父母にあります。わたしたちは祖父母の考え方のクセや、不幸になるパターンを受け継いでいる――精神分析の世界の定説です。

祖父母の生き様を知る。思い出す。想像する。
そうすることでおのずと自己肯定感が上がります。

とはいっても、そう簡単に思い出せないので、自分の幼少期から現在までを誰かに語りつつ、言い間違いや言いよどみを指摘してもらいつつ、知っていく、思い出すのです。たとえば当アカデミーではそれをやっています。

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