![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117787257/rectangle_large_type_2_f3b363fd564af17f3b59f9c309957c42.png?width=1200)
イヤな上司にもう悩まない方法とは?
たとえば、マウントをとってくるイヤな上司とは、じつはさみしい人です。
家に帰ると居場所がないどころか、奥さんに「また飲み会?」「また残業?」とグズグズ文句を言われ、言い返せない人。
あるいは偉そうにすることでしか、自分の存在価値を見いだせない人。死後、地獄に落ちて、閻魔様から自己啓発セミナーを受講させられる人。
さて、そういう「残念な人」にすら、あなたはマウントをとられてしまっている。
なぜ?
あなたの自己肯定感が低いからです。より具体的には「強い自分」に向けて自分を「調教」しているからです。認知行動療法とかを使って。
その「下から上を見上げる感じ」とか「生き急いでいる感じ」が表に出ているので、そこをちょこっとつつくとマウントをとれる、と踏む人が世の中にはいるのです。
つまり、「自分らしくない」ことをあなたはやっている。だからマウントをとられる。自分に「上げ底」をつくることに夢中で「自分を生きていない」その「生きてなさ」を他者に利用されている。
ということは、自分のルーツを知り、それを生きることでマウントをとられなくなるばかりか、そういう人から離れることができます。
マウントをとる上司も自分のルーツを知りません。知らない者どうしが「オレのほうがより知らない」というのを必死になって隠そうとしている。これがマウントの構造です。
自分のルーツとは、祖父母にあります。わたしたちは祖父母の考え方のクセや、不幸になるパターンを受け継いでいる――精神分析の世界の定説です。
祖父母の生き様を知る。思い出す。想像する。
そうすることでおのずと自己肯定感が上がります。
とはいっても、そう簡単に思い出せないので、自分の幼少期から現在までを誰かに語りつつ、言い間違いや言いよどみを指摘してもらいつつ、知っていく、思い出すのです。たとえば当アカデミーではそれをやっています。