バイアスを自覚し観察する習慣づけ~「観察力の鍛え方」読書感想文
佐渡島さん著・「観察力の鍛え方」の読書感想文です。
#読書の秋2022 によせて、推薦文も書きました。
要約
観察を阻むもの
↓
少しでもバイアスを取るために
なぜ観察力が必要なのか
常にバイアスがかかっている私たち人間
人というのは、どんなに有名な人でもバイアスにかかっています。
特にSNSではその傾向を強く出してしまっている、むしろバイアスを利用して毎日人々に利用させているツールと言えるかもしれません。
▼詳細の話は、別の本を読んでこちらのnoteに書いています。
そこで、こちらのツイートをご覧ください。
こちらのツイートでは、佐渡島さんの「観察力」とは少し異なった表現かもしれませんが、自分の考えが正しい、という思い込みは取り払うべきだということを仰っていると思います。
「観察力の鍛え方」の文中にもあるように、
というのは、仮説を立てることである程度思い込みのフィルターを外すことができます。
例えばメディアやSNSで流れてきた情報に対し、「これは本当に"正しい"ことか?」と疑うことも、仮説を考える1歩になり得る、と私は思います。
仮説を立てるのが難しい方は、「なぜこの人はその考え方なのか?」を問うてみることから
"仮説を立てる"という行為がいまいちピン!と来ない方へ。
例えばお友だちが「このお店は不味い」と言っていた場合、「なぜ不味いと思ったか」「どこのお店と比べて不味いのか」など、そう思った理由を聞いてみることから始めてみてはどうでしょうか。
きっと、
・SNSで話題になっていたから来たけれど、思ったより美味くなかった
・価格が味の割に高い
など返事をしてくれるはずです。
私はリア友でも同僚でも家族でも、「○○だから」と断定していることに対し納得がいかない場合は、必ず理由を聞くようにしています。なぜそのような判断に至ったのかと。
なぜなぜ分析と言われたりしますが、観察力というのは、なぜなぜ分析と近い考え方なのかもしれない、と思いました。
PS
「観察力の鍛え方」の本の最後に、の部分で
「思想家のように言葉を定義づけることができなかった」と記述されているのも著者の佐渡島さんの「観察」であるように感じました。
合わせて読みたい
こちらの本もオススメです。「認知バイアス事典」はまだ読んでいませんが、「人は悪魔に熱狂する」はとても面白かったですし、行動心理学の面から分かりやすく解説されている本です。noteも書いたので、こちらからどうぞ。
こちらは、佐渡島さんが本の中でおすすめしていた本です。
noteイベントが開催されます!
11/29(火)に、佐渡島さんゲストでnoteイベントが開催されるようです!
楽しみですし、もしお時間ある方々は「観察力の鍛え方」をぜひご覧ください!