コロナのおかげでネントレに成功した話。(2週間目以降とネントレの極意)
さてようやく2週間目以降を書いていきたいと思うがその前に。
ネントレ開始後3ヶ月の今
ちなみにだが、ネントレ開始から3ヶ月経った現在、まもなく1歳1ヶ月の次男は、19:30までに絵本3冊を読み、「大好きだよ。おやすみ。」と抱きしめて電気を消して、そのまま泣かずにゴロゴロして寝ることもあれば、1分くらい泣いてから寝ることもある。そして朝6:00頃まで一度も起きない。
3ヶ月後にこのゴールがあると思うときっとネントレをやろうか迷っている人の後押しになるのではと思い、先に書かせてもらった。
ということで、時は戻り2週間目以降のお話。
2週間目
6日目に奇跡が起きたが(前回の記事参照)、その後はそんなこともなく、前述の傾向が続いていた。
・寝かしつけは泣くものの結構スムーズ
・22時以降、2時以降に1回ずつ泣いて起きる
・2回目の夜泣き後にドリームフィードをすれば朝まで寝る
日中の昼寝が上手くいかなかった日や部屋の暑さの影響でイレギュラーな日もあった。そんな時も、「今日は上手くいかなかった」と嘆くのではなくて、「ネントレは習慣作りだから、ちょっと上手くいかない日もあるさ。人間だもの。」くらいの気の持ちようで、それほど落ち込むこともなく淡々と続けていた。
寝つきは、相変わらず電気を消すと泣くが、5分ほどで寝るようになった。もちろんこれもイレギュラーな日は10分弱泣く日もあったのだが、入室になるほど泣くことはなくなった。
夜泣きは、1回目の泣く時間が23:30以降になる日が増えた。そのため、ドリームフィードの時間は当初決めた23:00と3:00のままで行くことにした。これがこの時期のほぼベストであったようである。
3週間目
2週間目と大きく方針は変えていないが、19日目にして初めて泣かずに寝付いた…!これは私にとって衝撃であった。こんな日が来るなんて…!部屋を出ても全く泣かず、モニターを見る限りだと布団をゴロゴロしてすっと寝た。すごい。すごすぎる。
ちなみにドリームフィードは変わらず2回行なっていた。
4週間目以降
夜泣きは相変わらずあるが、5分以内に泣き止んで寝るようになって、入室することは全くなくなった。そのためドリームフィードも時間通り行えるようになった。
授乳を夜間1回に持っていくため、1回目の授乳を徐々に遅くしたいなあと考えていた31日目。
寝かしつけ後オンライン飲み(私はもちろんノンアル)の予定があり、盛り上がってしまって1回目の授乳をしないまま0時をすぎた。胸が張るので0時にドリームフィードしてみたが、その後2回目の授乳時間目標の3時には起きれず、ドリームフィードはしない方がいいとされる早朝4:30過ぎに2回目を行なった。起床は6:00。これはもう2回目はいらないのではと思い始めた。
ドリームフィードを1回にする方向で調整
そこで翌日(32日目)から、自分が寝る時間にドリームフィードをして、その後どうなるか確認してみることにした。だいたい22:00〜23:30頃ドリームフィードを行い、起床まで別部屋で寝る。
(ちなみに部屋の温度管理や別部屋管理が辛いと感じた時期があり、何回かイレギュラーに同じ部屋で3人で寝てみたが、そうすると私が次男の気配であまり寝られず、別部屋管理に戻した。)
すると、起床がだいぶ早まり、5:00頃覚醒してしまった。最初は様子を見ていたが、大声で泣くわけではなくても愚図ってはいるので、その音で長男が早めに起床してしまう。仕方がないので起きたのがわかったら授乳していた。しかしこの対応はあまりよくなかったように思う。「朝飲める!ママが来てくれる!」と思わせてしまって、朝の忙しい時間に授乳するのが習慣づけられてしまった。
1週間ほど(39日目まで)この対応をしていたが、まずいと気づきスパッとやめて、6:00までは入室しないことにした。数日で「6:00まで寝ないといけない」ということに気づいたのか騒がなくなった。その後徐々に6:00まで寝るようになった。
起床後は喉が乾いているようで、多少機嫌が悪いが、白湯をマグですぐ与えれば、朝食ができあがるまでご機嫌に過ごせるようになった。
・寝つきは1分泣くか、泣かないか
・夜泣きはない日が多い。あっても1回。5分未満で自力で寝付く
・ドリームフィードは22:00~23:30(私が寝る前)に1回
・起床は6:00。白湯を与えればご機嫌
ここまで約6週間。42日。1ヶ月半である。
これが早いか遅いか、大変か大変じゃないかの感じ方には個人差があると思うが、ネントレを始める前の私にとったら本当に天国のようだった。寝られる、それだけで心も身体も元気になる。
ドリームフィードなしへ
その後は、ドリームフィードを1回もしない方向に進めた。
日中の過ごし方によって夜泣きをすることもあったが、自力で泣き止んで寝付くので、飲みたくて泣いているということは全くなかった。いつの間にか私の心の保険のようにドリームフィードをしていただけだったようだ。
6月28日。1歳の誕生日に、フィリピンから帰国後2週間の自主隔離を経て夫が帰宅した。この頃は既に19:30〜6:00まで一度も起きずに寝るようになっていた。授乳をしていないと出なくなるので、朝食と昼食の間に1回だけしているが、寝かしつけに使うことは全くない。この状況に夫は大変驚いていた。長男はこの頃も一晩に3回は起きていたし、私はボロボロに疲れていた印象があったからだ。「ネントレすごいね!」とただただ感心していた。
夫の帰宅により新たな問題勃発
ところがここで、大人が増えたことにより寝室別室管理に危機が訪れる。
寝室に4人で寝てみたり、寝室に私と次男、リビングに夫と長男で寝てみたりと試行錯誤をしてみたが、下記のようなトラブルが発生した。
・次男と長男が一緒の部屋で寝る
→→長男が早起きして次男にちょっかいを出して起こしてしまう
・次男と私が一緒の部屋で寝る
→→早朝に起きて私の身体に乗って愚図る
(その後ベッドガードを布団の間に設置してみたが、つかまり立ちで愚図る)
→→次男の気配で私が覚醒してしまい寝られない
→→長男が私と寝たいと愚図る
トラブル大量発生…
ということで、次男の泣き声くらいじゃ起きない夫が寝室で一緒に寝て、残る私と長男はリビングで寝ることで落ち着いた。
今は睡眠時間も自分の時間も確保できているし、図らずも長男も「ママはおうちのお仕事があるから、絵本読んでおやすみしたらおうちのお仕事するね」と説明したら理解してくれ、次男と同じ方法で一人で寝付くようになった。
ネントレをしたい人へ
長くなってしまったが、ここまで読んでくださった方はいるのだろうか…
書くのが遅く、タイムリーで悩む人には届かなかったかもしれず申し訳ないが、これからこの記事に出合う悩めるママに届けばいいなと思っている。
私はコロナ禍で夫が赴任した地に行けなくなり、図らずも結果的には4ヶ月間、ワンオペ2人育児となった。とにかく1人で日常を回さなくてはいけなくて、それには寝る時間が必要だった。
もちろん私だってこんな状況に置かれなければ未だに添い乳していただろうし、土日に夫に子供を見てもらって寝溜めしながら、夫に労ってもらって育児していたと思う。それは夫婦で育児した思い出となるだろうし、添い乳だって何年もできることじゃない。それが幸せで、体力的にも問題ない人だってきっといる。だから私はネントレを全ての人に勧めるつもりは全くない。
長男の時ボロボロになりながらも頑張っていたのは、育児本によくある「◯ヶ月になれば◯時間まとまって寝るようになる」といった文言を信じていたというのもあると思う。「あと少し我慢すればきっと寝てくれる」と微かな希望を持っていた。しかし結果としては短いスパンで睡眠状況が変わることはなかった。(ちなみに長男の時は短すぎる睡眠時間や授乳の頻繁な要求が辛すぎて1歳2ヶ月で断乳した。)おそらく添い乳しながらでも睡眠が変わるのは、半年から1年という単位だと思う。
ネントレの極意
私が実際にやってみて大事なことは下記5点。
・ママが本当に悩んでいて、寝る時間をどうにか確保したいという強い意志。
・半年はかからないけれど、ある程度長期戦になることを覚悟する。歯磨きの習慣付けと同じ気持ちで。
・人間だもの、毎日の少しの揺らぎは気にしない。
(1週間同じことが続いたら対応する)
・とにかくトライ&エラー。
最初は本通り、それ以降はママと赤ちゃんの正解を本に添いつつ色々試して正解を見つけてみる
・夜間断乳を含めた結果が出てくるのは2,3ヶ月後
自分以外の大人がネントレに批判的だと続けられないので、とにかく理解してもらうことが大切。できれば一人で対応した方がスムーズ!
本当にやってみたい方にはオススメです!寝られない日は永遠には続かないけれど、早く楽になる必要がある方に届きますように。
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